若い頃は劇団に入団し舞台で活躍し、その後俳優として映画・ドラマで味のある独特な演技で周囲を魅了している余貴美子さん。
今回は余貴美子さんの若い頃を振り返り、現在の活躍に至るまでの変遷をお届けいたします!
【画像】余貴美子は若い頃美人!
20代・30代(~1995年)
引用元:上:X#美女ジャケにハズレなし#甲斐バンド 『虜 -TORIKO-』
— Deep Dragon (@DeepDragon63) October 12, 2023
モデルは自由劇場時代の
余貴美子さん!😉 pic.twitter.com/JcQEOMHucI
幼い頃からキャビンアテンダントになることを夢みていたという余貴美子さん。高校卒業後、友人に誘われ劇団(オンシアター自由劇場)のオーディションを受けたところ合格し、演劇の世界に入ります。
しかし給料も少ない貧乏生活の中で芝居を続けていたものの、30歳を前にして突然、劇団から手紙が送られて来て、クビ宣告を受け、リストラを受けた仲間たちとともに1985年29歳の時に「東京壱組」を旗揚げし、1996年まで演劇活動を続けていました。
上のXの投稿は、1982年26歳の時、甲斐バンド9作目のオリジナルアルバム「虜-TORIKO-」のジャケット写真のモデルとなった時のものです。初回限定仕様として、透明なフィルムが3枚付録としてあり、表ジャケット上に3枚を重ね合わせると手を縛られたオンシアター自由劇場時代の余貴美子さんが写真となるような仕様でした。
引用元:X、X余貴美子、若い。31歳の頃
— めがねのあぶデカロケ地bot (@eachtime1208) October 20, 2020
あぶない刑事
第18話『興奮』
1987年2月1日放送 pic.twitter.com/l61JdU5weu専業悪役って感じじゃないけど、余貴美子さんは悪役としての天性の才を感じた。薫と陽子ちゃんをダイナマイトで爆殺しようとした悪い女のシーン
— めがねのあぶデカロケ地bot (@eachtime1208) September 29, 2021
あぶない刑事
第35話『錯覚』
1987年6月7日放送 pic.twitter.com/6XjMusxRlx
上の画像は、1987年31歳の時、日本テレビ系ドラマ「あぶない刑事」に出演した時のワンシーンです。あぶない刑事シリーズでは、違う役柄で2度登場シーンがあり、第18話の”興奮”と第35話の”錯覚”で出演をしています。まだまだ売れていない時期ではありましたが、好演でしたよね!そして長い髪から放たれる大人の妖艶さも感じることができます。
引用元:上:文春オンライン、中:Amazon、下:X余貴美子さんの舞台は東京壱組の頃に一番よく観てたな。『チャフラフスカの犬』とか『もう大丈夫』とか素敵だったな。だって「ハマのマリア」だよ?君の舞台があったなら、きっとバラの花を届けましょ。#WatchingGirl pic.twitter.com/yJAkVnOEIH
— lesona (@lessonno2) August 10, 2018
1988年32歳の時に官能サスペンス映画「噛む女」で濡れ場に挑戦し、評価を高め、1993年37歳の時に公開された映画「ヌードの夜」でヒロインに指名され、余貴美子さんにとっての世に知れ渡った作品となりました。
上の画像は、映画「噛む女」に出演した時のものです。そして、中の画像は映画「ヌードの夜」にて竹中直人さんと共演し、一気に演技力への評価が高まった時のものです。また下のXの投稿は、ヌードの夜に出演していた時の余貴美子さんです。セクシーで色気のある様子がわかりますよね。本当にお綺麗です!
余貴美子さんの高校時代はどんな感じだったのかな?
横浜に住んでいたから、元町のジャズ喫茶やライブハウスに出入りして朝まで遊んでいたそうよ!端正な容姿だったから、“ハマのマリア”と呼ばれていたそう!確かにマリア様って呼びたくなるかも!
40代(1996年~2005年)
引用元:上:NHK、下:テレビ大阪
余貴美子さんにっての40代は、飛躍の年代だったのではないでしょうか。2001年45歳の時に、NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」に旅行会社代理店で働くOL役として出演し脚光を浴びました。
サバサバしていて細かいことは余り気にしない性格、且つ、他人への包容力があり、ぶっきらぼうで気さくで豪快な人柄であった池端容子役を見事に演じ切りました。とても好感が持てる演技でしたよね(^^上の画像は、ちゅらさんに出演した時のワンシーンです!
そして、2004年48歳の時、テレビ東京系ドラマ「女の中の二つの顔」で主演・滝川絵美子役で、殺人の犯人として自身が犯人仕立てられ、その次に夫が疑われる展開の中で、家庭を守る為に懸命に生きる女性を見事に演じました。また、これがドラマ初主演となった作品でした。
余貴美子さんは、沖縄が好きだということだけど何か理由があるのかな?
余貴美子さんは、台湾にルーツを持つから、子供のころ食生活は沖縄の食文化に近かったそうよ!それで距離的にも台湾に近い沖縄は思い入れのある場所だったんだって。「ちゅらさん」出演以前から、沖縄が大好きで、三線と沖縄民謡を習っていたというから本当に好きだったということだよね!
50代以降(2006年~)
引用元:上:X、下:ORICON余貴美子 が出演する LION デントヘルスSP のCM「50代で3本」篇 https://t.co/0KeLj3Sin3 pic.twitter.com/hFnCxUv1r5
— 動画NOW (@douganow) October 15, 2021
50代に入り、ますます精力的な活動を続けてきている余貴美子さん。2009年53歳の時には、アンチエイジング大賞を受賞し、若さを証明したましたよね!50代には見えない見た目と透きとおるような肌感が評価されての受賞だったのでしょう。
そして、2018年62歳の時に、LION社のCM、ライオン「デントヘルス」に出演します。CMへの起用理由は、”50歳代以上の大人の女性に対する説得力と共感性がとても高い”ということでした。
確かに何か安心感があり、信頼できる雰囲気をもっていますよね!口臭で悩みがちな50代以上の視聴者からのシンパシーもあり、好評を博しました。
余貴美子さんは、日本アカデミー賞で最優秀助演女優賞などを受賞しているけど、アメリカの本場アカデミー賞でも登壇したことがあるんだよね?
登壇というよりは、出演した映画「おくりびと」が初めて外国語映画賞を受賞し、余貴美子さんも渡米して授賞式に出席したということよ!映画内では、NKエージェント事務員として奮闘していたね!
余貴美子さんが所属する”アルファエージェンシー”には他に誰が所属してる?
引用元:上:アルファエージェンシー、中:アルファエージェンシー、下:アルファエージェンシー
【画像】余貴美子の国籍はどこで旦那は誰?現在の活動は?
余貴美子の国籍はどこで旦那は誰?
引用元:Xデジタル版シグネチャーでは、多くの人に愛され続けてきたイタリアの高級家具「カッシーナ」を特集。女優の余 貴美子さんと美術大学教授の山下 恒彦さんが情感と居心地のデザインについて語ります。http://t.co/WhLPnwd5Yw pic.twitter.com/FtqGaiN7gr
— ダイナースクラブ/Diners Club (@dinersjp) July 22, 2015
引用元:多摩美術大学
余貴美子さんは50歳となる年の2006年3月に2歳年下のNHKの美術スタッフであった山下恒彦さんと結婚しました。お二人の出会いは2001年放送の連続テレビ小説「ちゅらさん」で余貴美子さんが 池端(柴田)容子 役を演じた時だといいます。そこから仲良くなり5年間の交際を経ての結婚でした。
およそ50歳まで結婚してこなかった余貴美子さんに、結婚を決意させたものは何だったのでしょうか?それは、余貴美子さんの国籍にも関係するといいます。
余貴美子さんは出身は横浜市ですが、国籍は中華民国で客家系台湾人二世にあたるそうです。そのため、日本で暮らしていく中では、婚姻事実がないと保険など色々な面で生きにくいという理由もあって、事実婚ではなく結婚することを選択したそうです。
客家系ってどういう意味?
客家(はっか、ハッガー)とは、客家語を共有する漢民族の一派のことだそうよ!
余貴美子の現在の活動は?
やさしい猫(2023年6月24日 – 7月29日) – 奥山マツコ 役
引用元:NHKオンデマンド
トリリオンゲーム 第2話 – 第4話・最終話(2023年7月21日 – 8月4日・9月15日) – 蜜園雫 役
引用元:ザテレビジョン
君が心をくれたから(2024年1月8日 – ) – 逢原雪乃 役
引用元:めざましメディア
Re:リベンジ-欲望の果てに-(2024年4月11日 – ) – 天堂市子 役
引用元:フジテレビ
パーセント(2024年5月11日 – ) – 宇佐美のどか 役
引用元:ナタリー
余貴美子さんは、近年も途切れることなくドラマに出演され、活躍されていますね。社長や売れっ子脚本家など、大御所の役柄が多いですよね。その大物オーラが役を引き寄せているのでしょうか。さすがベテラン女優です。
「パーセント」では、アファーマティブアクションをテーマとした話が展開されていますが、余貴美子さんも
「アファーマティブアクションという言葉を今回この作品で初めて知った」とお話ししています。ドラマでこういったテーマを取り扱うことで、その問題を広く世間が知る・考えるというきっかけになると良いですよね。
アファーマティブアクションってなんだか難しそうなテーマだけど、どういう意味かな?
歴史的・構造的に不利な立場に置かれてきた人々(黒人、少数派民族、女性、障害者など)に対し、格差を是正する目的で一定の優遇措置を講じ、機会均等の実現を目指すことなんだって。
余貴美子さんがデビューした1987年はこんな年だった!
引用元URL:上:日刊スポーツ、中:自由国民社、下:楽天市場
余貴美子さんがデビューした1987年は、利根川進博士が「ノーベル医学・生理学賞」を受賞、アメリカのスター「マイケル・ジャクソンが後楽園球場で来日コンサート」「安田生命ゴッホの「ひまわり」を53億円で購入」などのニュースが話題となりました。
また新語・流行語大賞では、流行語部門・大衆賞で「マンガ日本経済入門(石ノ森章太郎さん)」、流行語部門・表現賞で「サラダ記念日(俵万智さん)」などが選出されました。
余貴美子のプロフィール・SNS
引用元:朝日新聞DIGITAL
プロフィール
- 名前:余貴美子(よきみこ)
- 生年月日:1956年5月12日
- 年齢:68歳(2024年11月現在)
- 出身地:神奈川県横浜市
- 血液型:B型
- 趣味・特技:三線
- 著名な親族:范 文雀(従姉(父の姉の子))
- 所属事務所:アルファエージェンシー
SNS・受賞歴
- オフィシャルサイト URL:https://alpha-agency.com/artist/yo/
- 第22回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞 – 『学校III』
- 第41回ブルーリボン賞 助演女優賞 – 『学校III』『あ、春』
- 第53回毎日映画コンクール 女優助演賞 – 『学校III』『あ、春』
- 第36回ギャラクシー賞 テレビ部門 個人賞 – 『冬の駅』、『兄弟』『はぐれ刑事純情派』
- 第25回ヨコハマ映画祭 助演女優賞 – 『ホテル・ハイビスカス』『さよなら、クロ』『偶然にも最悪な少年』
- 第18回高崎映画祭 最優秀助演女優賞 – 『ホテル・ハイビスカス』
- 第32回日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞 – 『おくりびと』
- 第63回毎日映画コンクール 田中絹代賞
- 第30回ヨコハマ映画祭 助演女優賞 – 『おくりびと』『まぼろしの邪馬台国』『丘を越えて』
- 第33回日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞 – 『ディア・ドクター』
- 第22回日刊スポーツ映画大賞 助演女優賞 – 『ディア・ドクター』
- 全国映連賞 女優賞
- 第36回日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞 – 『あなたへ』
- 第37回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞 – 『武士の献立』
- 紫綬褒章
余貴美子さんの趣味の三線は、なにかきっかけがあったのかな?
20年以上前に沖縄に行ったときに三線にハマったそうだよ💡余貴美子さんは家族が台湾人なので、沖縄と台湾は似ているところが多く居心地が良かったんだって!自分の血の中に、生活の中に、沖縄の感じがある気がすると語っていたよ!