短大在学中にviviのモデルとして活動を開始し、NHK連続テレビ小説「純ちゃんの応援歌」で女優デビュー。その後数々のトレンディードラマに出演。今なお活躍を続けている山口智子さん。
1990年代の山口の全盛期の出演ドラマは、同世代の女性達から支持を集め、いずれも高視聴率が取れたため「連ドラクイーン」や「高視聴率の女王」とも呼ばれました。
今回は山口智子さんの若い頃を振り返り、現在の活躍に至るまでの変遷をお届けいたします!
【画像】山口智子は若い頃かわいい!
20代(1985年~1994年)
引用元:東レ
山口智子さんは、栃木県栃木市出身。小学校3年生の時に両親が離婚、旅館を経営する祖母と父の3人で暮らしていたそうです。子供の頃はテレビっ子で、当時人気だった歌手の山本リンダに憧れていた。学生時代には生徒会長を務め、陸上部では800メートルを担当していたそう。学生時代の画像がないのが残念ですが、きっと活発で笑顔の素敵な女の子だったんでしょうね。
上の画像は1986年21歳の時に「東レ水着キャンペーンガール」としてデビューの時のもの。この時代の女性タレントの登竜門のようなものですよね。初々しい笑顔に健康的なスタイルで、とても好感が持てます!
山口智子さんは、陸上部だったのか~。
走るのが得意だったのかな?
中学校の運動会で800メートルをやったことがきっかけで、顔面で風を受けるのが気持ちいい!と思って陸上部に入ったみたいよ!
引用元:スタッフブログ|NHKドラマ
上の画像は1988年23歳の時に放映されたNHK連続テレビ小説「純ちゃんの応援歌」の時のもので、ヒロイン・小野純子役で女優デビューしました。最高視聴率44%という記録的な数字を叩き出し、認知度、知名度を高めることになりました。
毎朝この笑顔に出会えるなら、忙しい朝でもついついテレビをつけた方も多かったのではないでしょうか。当時は後日配信などもない時代だったので1話1話が本当に貴重でしたよね。それにしても44%の視聴率ってホント凄すぎる・・
純ちゃんの応援歌に出るまで芝居未経験だったというのは本当なのかな?
本当みたいよ!純ちゃんの応援歌のヒロインオーディションの案内をたまたまみて、ダメ元で応募したら合格しちゃったんだって!芝居未経験だったけど、何か感じるものがあったんだろうね!
引用元:上:TBS、下:ザテレビジョン
20代後半になると山口智子さんの元には主演級のオファーが続きます。1993年28歳の時に、TBS系ドラマ「ダブル・キッチン」で主演となり、二所帯住宅の難しさとそこに巻き起こるドタバタ騒動をコミカルに演じ、嫁姑同居を取り上げた作品として注目を集めました!上の画像がその時のものです。
高嶋政伸さんとは日本テレビ系ドラマ「いとこ同志」に続き、2作連続での共演となりましたが、高島さんを全面に押し出したいとこ同志が不調だったこともあり、ダブル・キッチンでは山口智子さんを押し出す編成だったことが成功し平均視聴率22.3%を叩き出しました。
また1994年29歳の時にフジテレビ系ドラマ「29歳のクリスマス」にも出演し、柳葉敏郎さん、松下由樹さん、仲村トオルさん、水野真紀さん、稲森いずみさんなど豪華キャストの中で主演をはり、当時微妙な年ごろと言われていた30歳手前のリアリティを描いた作品でした。この頃には、綺麗、可愛いプラス、カッコよいというのが世間の評価でした!
山口智子さんの実家は旅館で、幼い頃から一人娘だし家業を継いで旅館の女将になることが定められていたみたいだけど、大丈夫だったのかな?
純ちゃんの応援歌で活躍することで祖母やご両親も最終的に納得してもらったみたいね!何事も結果を出すと認めてもらえるから良い例だよね!
30代(1995年~2004年)
引用元:上:ORICON、下:Amazon
30代に入るとフジテレビ月9枠として語り草になっている1996年31歳の時に放映された「ロングバケーション」に出演し、平均視聴率29.6%(最高視聴率36.7%)を叩き出し、”月曜日はOLが街から消える”このドラマの影響でピアノを習い始める男性が増えるなど「ロンバケ現象」という社会現象を引き起こしました。
引用元:YouTube
こちらは、第1話の名シーンですね!木村拓哉さんがカッコよくて、山口智子さんは素敵なお姉さんだったことが今みても改めて感じることができます。
引用元:スポニチ
そして山口智子さんは、1995年30歳の時にNHK連続ドラマ小説「純ちゃんの応援歌」で共演した唐沢寿明さんと結婚します。この当時には珍しく結婚指輪もなく、挙式も挙げなかったため、「地味婚」と言われるほどでした!
馴れ初めはやはり「純ちゃんの応援歌」での共演でクランクアップ後、少し落ち着いてから一緒に住み始めたと言います。ただお付き合いが発覚したのは思わぬところからでした。
山口智子(当時27)が住む東京・港区の自宅マンションのベルが鳴った。インターホン越しに「○○プロダクションからのお届け物です」の声。ドアを開けた途端、宅配便の作業服を着た男たち2人が入ってきて、山口を羽交い締めにしようとした。「キャー」と悲鳴を上げると、部屋の奥にいた男性が玄関に駆け付け、男たちはそのまま逃げ去った。
引用元:日刊ゲンダイ
当時この男性が誰なのかが話題になり、マネージャー説、弟説などがありましたが、マンションの管理人さんに唐沢寿明さんの写真を確認したところ、この人ですということで熱愛が発覚したと言います。
40代以上(2005年~)
引用元:上:withnews(ウィズニュース)、下:Amazon
上の画像は2006年41歳の時のものです。ロンバケ以降、連続ドラマでメインどころでの出演は減りましたが、単発でのドラマやCMなどへの出演は続けています。好感度と知名度が高いので、需要は続くのでしょうね。
芸能活動を抑える一方でライフワークとなったのが2008年(43歳)から2010年(45歳)まで東京・中目黒で燕子花(かきつばた)という西洋/東洋の伝統工芸雑貨のセレクトショップのオーナーて経営、そして2010年世界中を旅して出会った多様な民族音楽と文化を収録する映像シリーズ「Listen.」のプロデュースの開始です。
上の画像が2012年47歳の時に発売したListen.のSWITCH 特別編集号の時のものです。
世界は耳を傾けたい
素晴らしいものに溢れ、
それを千年後の未来へと伝え続けてゆきたい
とメッセージを残されています!
引用元:上:FRaU (gendai.media)、下:スポニチ
上の画像は2016年51歳の時のものです。20代から10年間、一時本格的に取り組んだフラメンコも、その後しばらく遠ざかっていましたが、この時15年ぶりに練習を再開したそうです!
そして、2019年54歳の時に、元ダンサー役を演じるNHK連続テレビ小説「なつぞら」では、劇中でフラメンコのエッセンスを生かしたダンスが素敵でした。下の画像がその時のものです。
山口智子さんと唐沢寿明さんは行動が真反対の人たちらしいけど、ここまで結婚生活が続いている理由はなんなのかな?
智子さんは、「私のような“野生動物”をいい塩梅で放し飼いにしてくれている。広い大地のような人です」と話しているから唐沢さんが智子さんの全てを許容しているんだろうね!
【画像】山口智子と唐沢寿明の間に子供はいない?現在の活動は?
山口智子と唐沢寿明の間に子供はいない?
引用元:週刊女性PRIME
「29歳のクリスマス」「王様のレストラン」でヒロインを演じ、人気絶頂であった1995年12月、山口智子さんは31歳で俳優・唐沢寿明さんと結婚しました。お二人の交際発覚は1992年2月に発生した宅配便を装った男性の自宅への侵入事件でしたが、当時山口さんがピンチの時にヒーローのように守ってくれた唐沢さんとは、2024年現在もラブラブなご様子ですよね。
そんな仲の良いお二人ですが、実はお子さんはいません。結婚後の1996年「ロングバケーション」以降はそれまでよりもドラマ出演をセーブしているように見えた山口智子さん。理由としては「主婦をやってみようと思って、やっていたら数年たっていた」そうなのですが、理由として一番多く噂されたのが「子作り・不妊治療のために仕事をセーブしている」というものでした。
しかし、実際はお二人はあえて子供のいない人生を選択したのです。「FRaU」2016年3月号で山口さんは「私はずっと、『親』というものになりたくないと思って育ちました」と語っています。
私は特殊な育ち方をしているので、血の結びつきを全く信用していない。私はずっと、『親』というものになりたくないと思って育ちました。私は、『子供のいる人生』とは違う人生を歩みたいなと。だからこそ、血の繫がりはなくとも、伴侶という人生のパートナーを強く求めていました。唐沢さんは、夫であり、家族であり、友であり、恋人であり……。唐沢さんと一緒に生きることは、ほんとうに楽しいです
引用元:FRaU
また、唐沢さんもその価値観に同意しているので、お子さんがいなくてもお二人は未だに恋人同士のような素敵な関係でいられるのでしょうね。唐沢さんは山口さんのことを「おれをまるごと認めてくれ、注いでも注ぎ足りない思いで愛情を授けてくれた初めての女性が山口智子だった」と語っています。
山口さんのこの告白に勇気を貰った人も多かったんじゃないかな?
そうだね!「子供がいる人生もいいけど、別の選択もあったのかな」「女性は子供を産まなければいけないという重圧から解放された」など、色々な意見があったみたい。でも、最終的にはそれを受け入れてくれる旦那様の存在が素敵だよね✨
山口智子の現在の活動は?
ドラマ 監察医 朝顔(2019年7月8日 – 9月23日)・監察医 朝顔『特別編』(2019年9月30日)・監察医 朝顔(第2シーズン)(2020年11月2日 – 2021年3月22日) – 夏目茶子 役
引用元:上:フジテレビ、中:フジテレビ、下:シネマカフェ
ドラマ 正義の天秤(2021年9月25日 – 10月23日)・正義の天秤 season2(2023年5月6日 – 6月3日) – 冨野静子 役
引用元:上:クランクイン!、下:ナタリー
バラエティ ごぶごぶ(2024年5月11日 第589回・2024年5月25日 第590回)
引用元:上:YouTube、下:YouTube
ドラマ ペンション・恋は桃色 Season2(2024年) – ヒカリ 役
引用元:フジテレビ
山口智子さんは、近年もドラマ・映画・バラエティ番組などで幅広く活躍されていますよね!
2019年に始まったドラマ「監察医 朝顔」は、「漫画サンデー」にて、2006年に連載が開始された医療漫画で、法医学者の娘が発見された遺体の生きた証を見出すために、ベテラン刑事の父親とともに遺体の謎を解明していく物語ですが、山口智子さんは3作すべてに出演し 、主人公朝顔の1番の理解者であり、朝顔にとっては法医学者を目指すきっかけにもなった重要な役どころを演じています。
また、「監察医 朝顔(第2シーズン)」では山口さん演じる茶子がエンバーマーとして興雲大学に帰ってきたストーリーとなっており、視聴者からは喜びの声と、エンバーミングについての反応が寄せられたそうです。山口さん演じる茶子の存在の安定感がものすごいですよね。
エンバーミングってどんなもの?
エンバーミングとは、ご遺体の保存・殺菌・修復などを目的に行われる処置のことだそうだよ。故人を生前の姿になるべく近づけて保存する技術のことで、「死体防腐処理」「遺体衛生保全」と呼ばれることもあって、エンバーミングを行うのが、専門資格を持ったエンバーマーと呼ばれる人なんだって💡
山口智子のプロフィール・SNS
引用元:クロワッサン
プロフィール
- 名前:山口智子(やまぐちともこ)
- 本名: 唐澤智子
- 生年月日:1964年10月20日
- 年齢:59歳(2024年5月現在)
- 出身地:栃木県
- 血液型:A型
- 趣味:映画鑑賞
- 特技:フラメンコ
- 所属事務所:研音
SNS
- YouTube URL:https://www.youtube.com/@tomoko_yamaguchi
- オフィシャルサイト URL:https://www.ken-on.co.jp/yamaguchi/
山口智子さんの特技であるフラメンコを15年以上やっていなかったみたいだけど再開した理由ってあるの?
突然もう一度やりたくなったと言っているから、何かふって湧いたものがあるんだろうね!智子さんは気まぐれでもあるから、また違うことをやりたくなってしまうのかもね!