読売ジャイアンツで選手そして監督として活躍し、ユニホームを脱いでからもスポーツコメンテーターとして活躍している高橋由伸さん。
甘いマスクで好感度も高く、発言内容も紳士的なことから、いまだファンが多く注目されていますね。
今回はそんな高橋由伸さんの若い頃から現在に至るまで、エピソードを交えてご紹介させて頂きます！
【画像】高橋由伸は若い頃もイケメン！
高校時代（桐蔭学園）
引用元URL：上：神奈川新聞、下：日刊スポーツ
高橋由伸さんは、神奈川の名門桐蔭学園野球部に投手として入部をします。ただ当時の土屋監督が強肩であり、打撃センスがあることなどから外野手に転向しました。
1年生からレギュラーとなり、甲子園に出場し、チームは3回戦まで進出しました。成績は14打数6安打、打率.428の高成績を残しました。
2年生の時はチームの中心打者となる4番を務め、投手を兼任します。夏の神奈川県大会で2年連続で強豪の横浜高校を破り甲子園出場を果たしました。
甲子園では、1回戦で沖縄尚学高校に敗れはしましたが、投手としても登板し、チームを牽引しました。（高橋由伸さんはこの試合で歩けなくなるほどの肉離れを起こしていたそうです）
残念ながら、3年時には甲子園出場はなりませんでしたが、甲子園通算打率.400、高校通算30本塁打を放ち、プロ野球のスカウトの注目の的となりました。
本人の希望もあり、大学へ進学しますが、既にプロ野球で通用する力量は持っていたことは間違いありません！
ギモンくん高橋由伸さんは、中学生の時に野球を辞めようと思ったと聞いたけど、どうして高校でも野球を続けたの？
カイケツさん父親が「あと3年だけお父さんを楽しませてくれ」と本人に要望して甲子園を目指すことにしたらしいよ。
当時から大学進学も視野に入れ、慶應大に入りやすいルートがある高校への進学を決意したみたよ！
大学時代（慶應）
引用元URL：上：X、下：スポニチ
慶應義塾大では、1年時からレギュラーとなり、1996年21歳の3年時に東京六大学野球三冠王とりました。上の画像は三冠王獲得時のものです。やりきった清々しい笑顔が印象的ですね！
大学通算の成績は、通算102試合出場、通算打率.325、119安打、23本塁打、62打点という、とてつもない記録をあげました。尚102試合の出場は、4年間全試合古イニング出場なので、いかにチーム欠かせない必要選手だったかがわかります。
引用元URL：上：スポニチ、中：4years、下：週刊ベースボールオンライン
そして大学日本代表として戦った日米大学野球で4番として3試合連続ホームランを放ち活躍、その後のインターコンチネンタルカップ（現在の位置づけではプレミア12、但し当時はプロは不参加）でも大学生ながら、日本代表の4番を務め、優勝に貢献しました。
上の画像は、大学日本代表でチームメートであった当時明治大学の投手・川上憲伸さん（後に中日ドラゴンズのエース）との仲の良いシーンです。その後、プロ野球では名勝負を繰り広げました。
また中・下の画像は、ドラフト会議にて逆指名で読売ジャイアンツに指名された時のものです。9球団の激しい争奪戦の上、ジャイアンツを指名しました。
大学生時代も好青年な感じですよね。甘いマスクと爽やかさで好感度抜群です！
ギモンくん当時の高校・大学の野球部と言えば、上級生が絶対で師匠と弟子というよりは絶対服従の王様みたいな存在だったけど、由伸さんは風穴をあけたんだよね？
カイケツさんうん。慶應大の時、奴隷のような上下関係を廃止して、上限関係が上手くいように作り上げたとのことよ。当時の野球部員の中には、神様のような人と崇める人がいたぐらいだったんだって！
プロ野球入団後（現役）
引用元URL：上：Number、中：スポーツ報知、下：スポニチ
プロ野球選手としての現役時代の高橋由伸さんは、主要な打撃部門でのタイトルを獲得することはできませんでしたが、記録よりも記憶に残る選手として、ファンの脳裏に焼き付いていると言えます。
1998年入団1年目は、打率.300、19本塁打、75打点をあげ大活躍をしました。その年は、上の画像の松井、清原、高橋由伸のいわゆるMKT砲と言われ、長嶋巨人の黄金期を形成したと言えます！
1999年入団2年目のオフに当時、史上最速の1億円プレイヤーに、2004年のオフには、年俸3.5億円プレイヤーとなり一流選手の仲間入りを果たしました。
足も速く、守備も上手く、守る範囲も広かったこともあり、代名詞ともなったダイビングキャッチで怪我をすることが多々あり、現役時代は怪我との闘いと言っても過言ではありませんでした。
- 1999年：外野フェンスに激突、鎖骨骨折の重傷を負ってチームから離脱
- 2002年：打球をフェンス際でジャンピングキャッチを試みた際に左足かかとを強打し左足底筋腱挫傷で離脱
- 2003年：腰痛で離脱
- 2004年：五輪で肘の遊離軟骨状態が悪化し肘に痛みを抱えながらのプレー
- 2005年：フェンスに登った際に右肩肩甲下筋の肉離れを起こして離脱
- 2005年：フェンスに右足首を強打し再び離脱
- 2006年：ダイビングキャッチの際、左脇腹を痛め離脱、復帰後再びダイビングキャッチで左肩を負傷し離脱
- 2008年：腰痛を再発させ離脱、その後一軍復帰するも再び戦線離脱
- 2009年：腰の手術を受けることを表明しわずか1打席でシーズンを終える
- 2011年：守備で外野フェンスに激突し離脱（左肋骨を骨折）
- 2013年：シーズン初安打を打った際、二塁を回った際に左脹脛を痛め離脱
- 2014年：スイングした際に右手中指を脱臼し離脱
怪我は多かったものの、現役時代は、ジャイアンツ一筋で18年間生涯の成績、打率.291、安打数:1753安打、本塁打:321本、打点986と好成績を収めました！
ギモンくん由伸さんは、現役時代、ダイブ禁止令が出たことがあると聞いたけど本当なの？
カイケツさんそうなの。原監督時代に、「1つのアウトをとるためにギリギリまでボールを追うのは、野球選手にとって本能のようなものだけどね。でも、主力選手の務めとは何なのか。それを考えたら彼のプレーは軽率といえるかもしれない」と発言し、苦言を呈したのよ(-_-;)
プロ野球監督時代
引用元URL：上：日刊スポーツ、下：日刊スポーツ
由伸さんの監督は2016年～2018年の3年間で、通算429試合、210勝208敗11分で勝率.502という成績でした。
2016年は2位だったものの、優勝した広島カープに大きく離されました。2017年は4位、2018年は3位と優勝争いに絡むことができなかったものの、この3年間は緒方監督率いる広島カープが3連覇を果たし、広島が強すぎた時代でもありました。
由伸さんの功績は、2024年現在、不動の4番を担う岡本選手を育成の観点から使い続けたことでしょう。未来の4番候補は、メジャーも注目する日本を代表するスラッガーに変貌しています。先見の眼があったということですね！
ギモンくんジャイアンツの監督は毎年、書道しているけど、由伸さんはどんなことを書いたのかな？
引用元：Instagram
カイケツさん2016年は「一新」2017年「新化」2018年「奮輝」だったのよ！
その年の意気込みが伝わってくるよね！
監督退任後
引用元URL：スポーツ報知
2019年からは、ジャイアンツの特別顧問、日本テレビ野球解説者、スポーツ報知野球評論家などに就任し、ユニホームを脱いでもひっぱり凧な由伸さん。NEWS ZEROのスポーツコメンテーターとしても出演し、わかりやすい解説で視聴者からの評価も高まっています。
2024年からは、読売新聞のスポーツアドバイザーにも就任し、活動の幅を広げていますね。そして、ジャイアンツ出身の選手・監督ながら、野球や巨人に拘ることなく、スポーツ発展に向けた俯瞰した発言は素晴らしいと感じました。
ギモンくん高橋由伸さんがまた監督やることはあるのかな？
カイケツさん勿論あると思うよ！2024年は巨人は阿部監督になったばかりだけど、監督に拘らず、由伸さんには現場に復帰して欲しいよね。だって、ユニホームがとても似合っているから！
高橋由伸さんが在籍していた”読売ジャイアンツ”とはどんなところ？
引用元URL：上：スポーツ報知、下：週刊ベースボールオンライン
高橋由伸さんが在籍していた読売ジャイアンツは、1934年に創設され、リーグ優勝47回、日本一22回の日本のプロ野球を牽引してきた老舗球団です。
王貞治さんや長嶋茂雄さんをはじめとするスター選手を多く輩出し、松井秀喜さんや岡島秀樹さんなどメジャーリーグで活躍する選手もおり、今もなお全国的に注目度の高い球団の一つとなっています。
【画像】高橋由伸の妻（嫁）との馴れ初めと不動の記録は？
高橋由伸の妻（嫁）との馴れ初め
引用元URL：ライブドアニュース
引用元URL：上 Instagram 下 スポニチAnnex
高橋由伸さんは、2006年1月に元日テレアナウンサーの小野寺麻衣さんと結婚しました。お二人が出会ったきっかけは、2000年頃に共有の知人を通じて開かれた食事会だったそうです。
しかも、お二人とも慶応大学出身で同学年だそうなので、同じキャンパスで過ごしていて、きっと共通の話題も多く意気投合されたのでしょう。美男美女でお似合いですよね。
花束を持った写真は2015年に高橋由伸さんが選手引退をされた時、Instagramの画像は2023年に陣内貴美子さんとバイオリニストの高嶋ちさ子さんのリサイタルを聴きに行った際の麻衣さんです。
現在でも、変わらずお綺麗ですよね！
ギモンくんお二人はどのくらいの期間付き合って結婚に至ったのかな？
カイケツさん2002年頃から4年間の真剣交際を経て結婚したそうだよ♡
高橋由伸の不動の記録は？
引用元URL：４years.
高橋由伸さんといえば、天才と言われながらも現役時代はけがに泣かされてなかなかタイトルを獲得することができませんでしたが、実は未だに破られていない記録を持っているのはご存じでしょうか。
それは、東京六大学リーグの通算本塁打記録（23本）です。前の記録（22本）は田淵（幸一）さんが持っており、1994年～1997年に29年ぶりに高橋由伸さんが更新しました。
ご本人は、「僕が卒業25年なんで。そろそろ破られる時なのかなとは思ってはいるんですけども」と予想しながらも、「抜いてほしいような、抜かれたくないような。複雑ですけどもね」と話していました。
前回の記録は29年で更新されましたが高橋由伸さんの記録はどこまで破られないのでしょうか。今後も六大学野球の記録の行方に注目ですね！
ギモンくんちなみに、六大学の通算本塁打記録の1位は高橋由伸さん、2位は田淵幸一さんだけど、その前に記録を持っていたのはどんな人たちかな？
カイケツさん3位は岩見雅紀さん（慶応） 楽天18～22年 35試合1本塁打
4位は 岡田彰布さん（早稲田） 阪神80～93年、オリックス94～95年 1639試合247本塁打だったよ！
高橋由伸 プロフィール・SNS
引用元URL：wikipedia
プロフィール
- 名前：高橋由伸（たかはしよしのぶ）
- 生年月日：1975年4月3日
- 年齢：49歳（2024年4月現在）
- 出身地：千葉県千葉市中央区
- 血液型：O型
- 学歴：桐蔭学園高等学校→慶應義塾大学
- 肩書き：読売ジャイアンツの球団特別顧問、読売新聞スポーツアドバイザー
SNS
表彰
- ベストナイン：2回（1999年、2007年）
- ゴールデングラブ賞：7回（1998年 – 2003年、2007年）
- セ・リーグ連盟特別表彰：1回（新人特別賞：1998年）
- 月間MVP：5回（1999年4月、2000年8月、2001年8月、2003年6月、2007年6月）
- セ・リーグ会長特別表彰（1998年）
- オールスターゲームMVP：1回（2003年 第1戦）
- オールスターゲーム優秀選手賞：1回（2004年 第1戦）
- 東京ドームMVP：1回（1998年）
ギモンくん高橋由伸さんって高校・大学時代も野球で活躍していたからドラフト凄かったんじゃない？
カイケツさん当時のドラフト会議には、逆指名制度という選手側から球団を選べる制度があって巨人を選んでいるんだよね！
でも地元の千葉では「高橋君にロッテへの逆指名入団を」との署名運動を繰り広げ、数万人の署名を集めたそうよ！