モデルやキャンペーンガールを経て女優として活躍を続けている夏川結衣さん。
幅広い役を演じられる実力派の女優さんとして知られてきました。
今回は夏川結衣さんの若い頃を振り返り、現在の活躍に至るまでの変遷をお届けいたします!
【画像】夏川結衣はかわいい!若い頃松本若菜と似てる?
20代(1988年〜1998年)
引用元:UNITIKA
オタクやってると「○○年の○○をなぜ愛さなかったのか」現象はよく発生するけど、1997年の夏川結衣は本当にやばすぎるんですよ pic.twitter.com/hWZRQfXndB
— 履かせるオムツ (@kokekoke_46) March 27, 2024引用元:X、TikTok@tm.trang457 #夏川結衣 #夏川結衣誕生祭 #豊川悦司・夏川結衣・鈴木杏 #結婚できない男を見て夏川結衣さん凄く可愛いよね ♬ オリジナル楽曲 – 中森明菜ストーリー号
夏川結衣さんは、高校生の頃から友人に誘われ、休日に熊本から福岡へ行きモデルのバイトをしていたそうです。高校卒業後福岡県でスカウトされ、1990年に22歳で東京へ進出しました。
雑誌『non-no』のモデルやユニチカのキャンペーンモデルなどを経て、1992年(24歳)フジテレビ『愛という名のもとに』で女優デビューを果たします。
上の画像は1991年(23歳)ユニチカスイムウエアキャンペーンモデルの時の写真とドラマ「愛という名のもとに」の出演シーンです。美しく、健康的な魅力があふれていますよね!
引用元:Xサッポロビール『冬物語』(1991年)
— マダオ (@Gama_bunta) November 30, 2023
曲:冬がはじまるよ 槇原敬之
あなたの冬が 美味しくなる 生ビールです#夏川結衣#懐かCM@retoro_mode pic.twitter.com/TaCJm7fnJw
引用元:X昔のCREA好きだったなー。特にこの1993年3月号「部屋はいつでも私の味方」はよかった。この表紙のモデルさんの表情も全体の雰囲気も好きだったけど、夏川結衣さんだったといま知りました。#CREA #夏川結衣 pic.twitter.com/jci2KQY9qj
— 魔女菅原 (@greengreen442) August 24, 2020
もともと夏川さんは「女優になるつもりは全然なかった」と語っています。
「ドラマをやった時、悔しいくらいできなくて恥ずかしかった。その後すぐに映画の映画の仕事に入ったら、今度は叩きのめされました。言われたことができず怒鳴られて何度も泣きました」と当時のことを振り返っていました。意外にも順風満帆な女優デビューではなかったようです。
上の動画は1991年(23歳)のCM 『サッポロビール冬物語』下の画像は1993年(25歳)『CREA』3月号のものです。ふわふわした雰囲気のCMと、大きな口を開けて笑う雑誌の笑顔がたまらなく可愛いですよね。この『冬物語』のCMが評判で、ドラマデビューに繋がったとも言われています。
引用元:X香子さん役の夏川結衣さんって、デビューした頃、「第二の夏目雅子」って言われてたよね😊
— ふんわり卵 (@noho_hon1029) April 28, 2021
確かに似てた!👍
今も、エクボが可愛い女優さん😄#着飾る恋には理由があって #着飾る恋#夏川結衣#夏目雅子 pic.twitter.com/570CU8w8DW
引用元:X1997年のドラマ【青い鳥】の夏川結衣さんが、とてつもなくギルティーな美しさなので定期的にシェアさせてください。
— 田中のX (@yo_shi_000) July 13, 2023
人妻指数が度を超えた桁違いの数値なんですよね。#夏川結衣#まじで好きです pic.twitter.com/Q4Tn83QiSj
引用元:X#青い鳥
— ぐる(「強み」デザイナー) (@guruguru1971) April 25, 2021
夏川結衣さんのインタビュー。豊川さんについて。
ドラマの内容が重いので、現場では「きのうはあんなに笑ってたくせに別人だわ」と思いながら演じてたくらい(笑)。
ザテレビジョン1997.10.18→10.24#豊川悦司 pic.twitter.com/ZH3vNoE0d3
1993年(25歳)フジテレビ『人間ドキュメント夏目雅子物語』では若くして亡くなった、美しく気品に満ちた夏目雅子さん役に抜擢されます。夏川結衣さんの美しい顔立ちに、夏目雅子さんの面影を重ねた視聴者が多かったようで、『第二の夏目雅子』と言われるようになりました。
「(うまくできず)悔しい気持ち気持ちがあるから女優を続けてきた」と話す夏川さんは次々に映画の主演やドラマなどでも難しい役どころもこなし、演技に磨きをかけていきます。
上の2つ目の画像は1997年(29歳)TBS『青い鳥』の時のものです。この役で第15回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演女優賞を受賞しました。役柄のためか、美しいながらも少し冷たいミステリアスな雰囲気を醸し出していますよね!
熊本からモデルとして東京に来て、女優の仕事も始めたんだね!「放り込まれた」という表現をしていたくらいだから、本当に色々大変だったんじゃないかな。
実は夏川結衣さんはギンギンの熊本弁だったそうで、方言にとても苦労したみたい。「バッテンねー」とか「〜ばい」とか言って、笑われたそうよ。でも、標準語を話そうとすると言葉が遅くなるから、自分で何を言っているのかわからなくなる。それで人前では喋らないようになってしまったらしいのだけど、そのうちに方言を武器にするようになったんですって。仕事柄必要なことでも、言葉を変えるのは相当大変なことだったでしょうね。
30代(1998年〜2008年)
引用元:上 amazon 下 miracle VOiCE
夏川結衣さんは、30歳を過ぎた頃からようやくお芝居を「楽しいかもしれない」と思い始めたそうです。
「30代になって、肩の力が抜けたんです。それまでは『みんなに望まれている自分でいなければならない』と思っていたのですが、それがなくなりました」
とインタビューで語っています。上の画像は1999年(31歳)映画『死国』下の画像は2001年(33歳)映画『アカシアの道』の時のものです。透明感のある柔らかい表情が目を引きますよね。2001年には『アカシアの道』を含め、三つの作品で賞を受賞しています。
引用元:X、Instagramあっ、あ〜〜〜みんな、あなたの隣に誰かいるの時の夏川結衣さんは鬼のように可愛いんだよ、うっ、、、、待ってこんなの、、、、、、、、、、、、、、、、すき pic.twitter.com/X74xlPHhCd
— ある (@art6mis) October 13, 2019
上の画像は2003年(35歳)フジテレビ『あなたの隣に誰かいる』の時のものです。松本若菜さんと似ていると噂がありますが、まさしくこの頃は下の画像の松本さんととても良く似ているのではないでしょうか?お二人とも整った目鼻立ちの美人さんで、その中に可愛らしさもあり、雰囲気がとても似ていると思います。
引用元:上 森村誠一公式サイト 下 ORICON NEWS
30代後半からは、NHK大河ドラマ『義経』やジブリ作品『ゲド戦記』のアニメの声優など、さらに活躍の場を広げていきます。上の画像は2004年(36歳)フジテレビ『人間の証明』2007年(39歳)テレビ朝日『松本清張点と線』制作発表会の時のものです。重厚感のある役なども任されるようになって、表情にも貫禄が出てきましたね。
2006年(38歳)の『結婚できない男』では主演の偏屈で皮肉屋の阿部寛さんとの掛け合いがすごく人気だったよね!
引用元:X今でも『結婚できない男』と言うドラマを思い出します。
— ヒデオ (@luky77733) September 20, 2024
桑野さん(阿部寛)が役柄が面白かったですね!
最終話、早坂先生(夏川結衣)が、「あの、話しが見えなくなってきました、結婚できない!って言うのが・」
この後、早坂先生怒って出て行きました。
「私もう、だめ」
面白い場面でした。😅 pic.twitter.com/8xTDhyvQmY
2006年のドラマアカデミー賞助演女優賞を受賞したり、ドラマ自体もATP賞2006・ドラマ部門「優秀賞」やギャラクシー賞テレビ部門「月間賞」(2006年9月度)も受賞したわ。韓国版のリメイクドラマもあるのよ。
このドラマは特に若い人たちにも夏川さんの名前が知られたんじゃないかしら?霜降り明星のせいやさんが「早坂先生が好きすぎて、中学の卒アルに『夏川結衣』ってみんなの文字で書いてもらった」なんてラジオで話していたわ。中学生をもトリコにしたのよ。
40代以上(2008年〜)
引用元:ORICON NEWS、チケットぴあ
上の画像は2008年(40歳)NHK『トップセールス』下の画像は2011年(43歳)初舞台『アイドル、かくの如し』の時のものです。劇作家であり、演出家の岩松了さんからの熱烈なオファーによって、夏川結衣さんの初舞台が実現したそうです。
10年ほどかけて舞台の出演を誘っていたとのことで、今回は偶然に夏川さんが「やってみようかな」と舞台を視野に入れたタイミングでの舞台進出となりました。宮藤官九郎さんとの夫婦役でした。
引用元:ORICON NEWS
上の画像は2016年(48歳)WOWOW『沈まぬ太陽』の完成披露試写会の時のものです。夏川結衣さんは、この作品では主人公・恩地元の妻で夫を献身的に支える二児の母・りつ子を演じます。
主人公を演じた渡辺謙さんが困難に陥ることがしばし発生する映画内容でしたが、支える献身的な妻を見事に演じました。シリアスな映画で脇役ながらも存在感が光る演技であったと思います!
引用元:朝日新聞DIGITAL、日刊ゲンダイ
上の最初の画像は2018年(50歳)の時のものです。映画『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』に出演し、多くの俳優が出演を希望する山田洋次監督の作品で5作目の出演でした。この時のインタビューでは、
「山田監督は厳しいので、時には頭が真っ白になって身がすくむこともあったけれど、一つ一つのシーンをクリアして監督の要求に手が届くことで、どれほどのスキルアップになったかと思います。」
とお話しされており、俳優歴に関係なくいつでも学ぶ姿勢があり、素晴らしい俳優さんですよね。夏川結衣さんは、山田監督作品への出演について
「本気で(映画を)作ろうとしている人が本気でものを言う時って怖いです。だけど、すごい説得力。そのためにみんな集まっているんだから「はい」と言うしかない。すごい緊張感と一体感です。怖いですよ。本気だもの。だから私たちも本気です。」
と役者魂を披露していました。
上の2つ目の画像は2021年(53歳)TBS系ドラマ『着飾る恋には理由があって』の時のものです。このドラマの共演者は、川口春奈さん、横浜流星さん、丸山隆平さんなど、夏川さんからするとかなり歳の差がある若手俳優との共演につき、最初はなじめるか心配だったそうです。
「春奈ちゃんのチャーミングな魅力にメロメロですね。流星くんも丸山くんもアンちゃんもそれぞれチャーミングな部分があって、裏表がないし本当にいい人たちなので現場にいるのが楽しいです。」
と話しており、心配は杞憂だったようですね。
引用元:X
上の画像は2023年(55歳)映画『沈黙の艦隊』の時のものです。夏川結衣さんは色気がありながら品があり、存在感ある演技を披露しました。出演前に夏川さんは、防衛大臣・曽根崎役について
「閣僚のオファーは初めてでした。監督とは撮影初日に話し合いの時間をいただき、曽根崎の立場やほかの政治家との距離感などを説明してもらいました。この話し合いがとても的を射ていて、この監督となら一緒に楽しめそうと感じたんです」
と話しており、この映画に臨むにあたっての感想を述べておりました。確かに、閣僚の役って中々ないので難しい役どころだったことが容易に想像できますよね。
俳優さんて、役柄によっては色々事前準備もあるんだよね?
『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』の時は、夏川さんはフラメンコを踊るシーンがあったらしいの。合成だろうと思っていたのに、山田洋次監督がスタッフに「彼女はちゃんと練習をやっているかい?」と尋ねている姿を見て、初めて自分が踊ると知ったそうよ。
慌てて練習をしたけれど、踊りの経験が少なかった夏川さんはとても苦労したそうで「心が折れてしまって、間に合わないんじゃないかと思って泣いたことがあった」と告白していたわ。
そうやって辛い練習をして踊って、本編を見たらたらかなりカットされていたんですって。・・・役を演じるって、とても大変なのね。
【画像】夏川結衣は現在激太り?徳井義実と付き合ってた?
夏川結衣は現在激太り?
引用元:X「青い鳥」という切ない昔のドラマを見ていて夏川結衣さんの美しさに魅了されてしまいました。😳✨😳✨ pic.twitter.com/Ta5FhbvIMc
— えりか (@ericachatdiary) July 6, 2021
引用元:FOD、クランクイン
上の最初の画像は、1997年(29歳)『青い鳥』、2番目の画像は、2003年(35歳)『あなたの隣に誰かいる』、3番目の画像は、2013年(45歳)『東京家族』、4番目の画像は、2023年(55歳)『沈黙の艦隊』の頃のものです。20代、30代、40代、50代の写真を並べてみました。
年相応の変化だとは思いますが、激太りと言われるのは20代はモデルの活動がメイン、以降女優として色々な役を演じている夏川さんの役に合わせた体型変化も一つだったのではないかと思います。
中年の母親役などはある程度恰幅がいい方が似合うものもあるでしょうし、一概に激太りと言われるのは悲しいかなと思います。ただ、お酒好きな一面があるそうなので、それは太る要素の一つかもしれません。それでもその美貌は健在でしょう。
夏川結衣さんはかなりのお酒好きって聞くけど、どれくらい飲むんだろうね。
俳優仲間から「自分がどこにいるかわからなくなるほど飲む」と暴露されていたり、「しゃぶしゃぶ屋さんでバイトしていた頃、お客さんに勧められるままにお酒を飲んでバイト先をクビにされたことがある」「朝起きたら歯が欠けていた」なんてお酒での失敗談も語っているくらい飲むそうよ。
自宅付近のコンビニの常連客からも「1人で夜中にスッピンの夏川さんが、缶チューハイとおつまみを買って行く姿を何度もお見かけしました」と目撃されているの。お酒好きを通り越して、完全に酒豪ね!
そして映画撮影の話の中で、共演していた妻夫木聡さんを「連れ回して飲み歩きたい」と話していたこともあるわ。
夏川結衣は徳井義実と付き合ってた?
引用元:スポニチアネックス
引用元:週刊PRIME
夏川結衣さんは2009年2月(当時40歳)に写真週刊誌に熱愛を報じられました。お相手はチュートリアルの徳井義実さん(当時33歳)。夏川結衣さんの自宅マンションに通う姿を撮られています。
徳井さんといえば『吉本男前ランキング』で3年連続1位となり殿堂入りしたイケメン芸人。お二人はそれぞれ「いいお付き合いをさせてもらっている」「うまくいけば結婚もあるかも」と事務所も公認の仲でした。
ところが2010年2月、破局が伝えられます。2009年の年末には半同棲まで発展していた2人は、多忙と精神的なすれ違いが原因で別れを決めたようです。
女優とお笑い芸人、そして7歳差の2人の出会いのキッカケはなんだったんだろう?
2008年4月放送『無理な恋愛』の恋人役で共演したことがきっかけで意気投合したんですって。その年の8月には焼き鳥デートも報じられていたそうよ。
しかも当時ネットでは2人がお揃いのブレスレットをつけていたことが話題になったみたい。事務所が結婚までほのめかして、きっといい関係だったはずなのに残念よね。今のところまだ2人とも未婚のままよ。
夏川結衣さんが女優デビューした1992年はこんな年だった!
引用元:上 ジャパンアーカイブス、中:日本経済新聞、下:JAXA
夏川結衣さんが女優デビューした1992年は、「バブル崩壊」、「バルセロナオリンピックで14歳の岩崎恭子さん金メダル」、「日本人宇宙飛行士毛利衛さん初めて宇宙へ」などの出来事があり、話題となりました。
また、この年の流行語年間大賞は、百歳になる双子の姉妹「きんさん・ぎんさん」で成田きんさん・蟹江ぎんさんが受賞しました。ダスキンのCMに起用されたのをきっかけに、“国民的アイドル”になったきんさん、ぎんさん。チャーミングな笑顔と愛すべきキャラクターで日本中が魅了されました。同時に語録賞「うれしいような、かなしいような」も受賞しました。
夏川結衣のプロフィール・受賞歴
引用元:taft
プロフィール
- 名前:夏川結衣(なつかわゆい)
- 本名: 宮川美樹(みやがわみき)
- 生年月日:1968年6月1日
- 年齢:56歳(2024年12月現在)
- 出身地:熊本県
- 血液型:A型
- 趣味:数独・読書(愛読書はさいとう・たかをの『鬼平犯科帳』)
- 所属事務所:taft
受賞歴
- 1994年 第16回横浜映画祭 最優秀新人女優賞 「夜がまた来る」
- 1997年 第15回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演女優賞 「青い鳥」
- 2001年 第27回放送文化基金賞 女優演技賞「ネット・バイオレンス~名も知らぬ人びとからの暴力~」
- 2001年 第11回日本映画批評家大賞 主演女優賞 「アカシアの道」
- 2001年 第16回高崎映画祭 助演女優賞 「DISTANCE」
- 2006年 第50回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演女優賞 「結婚できない男」
- 2008年 第21回日刊スポーツ映画大賞 助演女優賞 「歩いても 歩いても」
- 2008年 第23回高崎映画祭 助演女優賞 「歩いても 歩いても」
- 2010年 第34回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞 「孤高のメス」
- 2010年 第65回毎日映画コンクール 女優助演賞 「孤高のメス」
- 2010年 第32回ヨコハマ映画祭 助演女優賞 「孤高のメス」
- 2010年 第20回東京スポーツ映画大賞 助演女優賞 「孤高のメス」
夏川結衣さんはSNSをされていなかったり、あまりプライベートを表に出していないよね。
ご自身のことを「不器用で小心者で欲張り」と評していて、人前に出ることをあまり好まないそうなの。是枝監督からは「染まらない人」とも。
でも、1人で牛丼屋や回転寿司も行けたり、姉御肌で明るい性格と周囲から言われているわ。きっちりと自分の世界があるから、SNSで煩わされたくないんじゃないかしら。でも、「不器用」とも語っているから、ただ管理するのが苦手なだけなのかもしれないわね。