男性アイドルグループ「シブがき隊」のメンバーとして一世を風靡した本木雅弘さん。
グループを卒業後は、本格的に俳優として活動を始め、たくさんのヒット作品に出演し続けています。
今回は本木雅弘さんの若い頃を振り返り、現在の活躍に至るまでの変遷をお届けいたします!
【画像】本木雅弘は若い頃からイケメン!
10代(1975年~1984年)
引用元:ホミニス
1981年(当時15歳)、TBSドラマ「2年B組仙八先生」で俳優デビューしました。少々つっぱっている、女子高生に恋をする「森田すばる」役で出演しています。
また、このドラマで、薬丸裕英さん、布川敏和さんのシブガキ隊メンバーに加え、三田寛子さんもドラマデビューを果たしました。
そして、翌1982年(当時16歳)で「シブがき隊 ボーイズ & ガールズ」で映画デビューも飾りました。
上の画像は「シブがき隊 ボーイズ & ガールズ」の時のものです。圧倒的な美少年で、見惚れてしまいますね!
引用元:Amazon
1982年(当時16歳)、アイドルグループ「シブがき隊」のメンバーとして、布川敏和さん、薬丸裕英さんとともに、シングル「NAI・NAI 16」で歌手デビューしました。
どこかやんちゃな香りを残しながらも、若さあふれる全力投球な姿が多くのファンの心をつかみ、またたく間にスーパーアイドルになりました。
結成当初は「仙八トリオ」、「悪ガキトリオ」などと呼ばれていましたが、1981年夏、雑誌「セブンティーン」の一般公募によって「シブい悪ガキ」を意味する「シブがきトリオ」に決定し、その後まもなくして「シブがき隊」に改められました。
また、当初は、本木雅弘さんがセンターでしたが、歌手デビュー時に薬丸裕英さんがセンターになり、途中から再び本木雅弘さんがセンターに戻っています。
同期には、小泉今日子さん、堀ちえみさん、松本伊代さん、早見優さん、石川秀美さん、三田寛子さん、中森明菜さんなどそうそうたるメンバー達がいて、共に「花の82年組」と呼ばれました!
デビュー当時の本木雅弘さんは、端正な顔立ちで、ドラマの影響もあって爆発的な人気でしたね!
引用元:エキサイトウーマン
1982年「第24回日本レコード大賞」では、1982年7月21日発売「100%…Soかもね」にて、最優秀新人賞を受賞しました!そしてその年に「NHK紅白歌合戦」に初出場、そして、日本レコード大賞・最優秀新人賞を受賞獲得し、シブがき隊が一気にメジャーとなった瞬間でもありました。
翌年以降も、オリコンシングルチャートやテレビの歌謡ランキング番組では10位圏内へ常に入り込むヒット曲を幾つも発売していますが、本人たちは、「歌やダンスに自信がなかったから、司会やバラエティー番組で頑張った」と打ち明けています。
デビューしてすぐトップアイドルとなった本木雅弘さん!当時はピュアながらに、エネルギッシュな、はつらつとした力でみなぎっていましたね!
上の画像は、1982年日本レコード大賞にて最優秀新人賞を受賞し、喜びに浸っているシブがき隊(向かって右:本木さん)です。
デビュー当時の本木雅弘さんは、どんなキャラクターだったのかな?
デビュー当時の本木雅弘さんは、シブがき隊一の隠れたお調子者だったそうだよ!テレビ東京で放送の「レッツGOアイドル」という番組で、「もと婆さん」というキャラクターを演じ、お婆さん姿でコントを披露していたんだって!
20代(1985年~1994年)
引用元:ソニーミュージック
1988年8月7日のコンサートで、グループの解散を示す解隊宣言を発表しました。そして 同年11月2日に代々木第一体育館にて解隊しました。(当時22歳)
通常コンサートでは写真撮影は禁止だったものの、この解隊コンサートに限り写真撮影を解禁しています。観客席からは無数のフラッシュが光り続けたそうです!
「このままシブがき隊として、お爺さんまでやっていけるのか? どうせなら人気のあるうちに解散しよう」と、3人で話し合って解散が決まったようです。同時に当時のジャニーズ事務所を退所しています。
約6年という短い活動期間だったにもかかわらず、今に至るまで伝説グループとして語り継がれるいるので、今となっては貴重な映像であり、貴重な存在となっています。
引用元:スポニチ、映画.com
周防正行監督の1989年(当時23歳)公開の映画「ファンシイダンス」で映画初主演を果たしました。アイドルだった本木雅弘さんの、本格映画デビュー作です。
坊主頭の僧侶という本木雅弘さんのイメージとは大きく異なる役に挑み、見事に演じ切ったことで、俳優としての才能が評価されることになりました。
1991年、篠山紀信撮影によるヘアヌード写真集「white room」を出版します。どんなポーズをとっても美しさが損なわれていないのには驚きでしたね!(当時25歳)
1991年、再び周防正行監督とタッグを組んだ「シコふんじゃった。」。第16回日本アカデミー賞で「最優秀主演男優賞」を受賞しています。周防正行監督は、この企画の始まりは本木雅弘さんを裸にするという発想からだったと明かしています。
本木雅弘さんの俳優としての才能がどんどん溢れて、ファンの方以外にも評価されていきましたね!
引用元:デイリー
1992年(当時26歳)、第43回NHK紅白歌合戦に井上陽水さんのカバー曲「東へ西へ」でソロ歌手として初出場しました。
白い液体の入った無数のコンドームを首にぶら下げるという奇抜な衣装で登場し、さらに、お尻を半分出すなど過激なパフォーマンスを披露しています。この過激なパフォーマンスに対し、放送中に80件以上の苦情が寄せられました。
紅白終了後、取材に応じた本木雅弘さんは、「あれは自分なりのエイズ撲滅キャンペーンです」と意図を説明しました。当時27歳の本木雅弘さん。「せっかくの紅白出場だから若者に向けたメッセージを」と、選んだのがエイズ撲滅のメッセージだったといいます。
また、「もう二度と呼ばれることもないだろうから、変わったことやって帰ろうぜ」と当たって砕けろで紅白に臨んだことを明かしています。
今では考えられないですが、それでもこうして名俳優として活躍し続けているのは、本人の実力にほかならないですね!
当時隆盛を極めたジャニーズ事務所を退所しても、活躍出来たのはなんでだったんだろう?
ソロ活動開始にあたって、メリー喜多川さんが、活躍を阻止・妨害するために圧力行為を行ったけど、映画プロデューサー・映画監督の奥山和由さんの英断により、無事に芸能活動に復帰できたんだって!
すごい世界だね!
30代(1995年~2004年)
引用元:日刊スポーツ
1995年(当時29歳)に、後にエッセイストなどとして活躍することとなる内田也哉子さんと結婚しました。
スイスに留学していた内田也哉子さんとは、文通やファックスなどでやり取りをしていたそうです!
また、内田也哉子さんは、友達に、始めの頃は、年の離れた本木雅弘さんを「親戚のおじさん」と紹介していたと明かしています。
こんなにもカッコ良いおじさんがいたらびっくりですね!
引用元:NHK、NHK
1998年(当時32歳)に放送された、大河ドラマ「徳川慶喜」にて、60年余り続いた江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜役で主演を果たしました。
本木雅弘さんは、「重鎮の方々に囲まれ、皆さんそれぞれの役を自分の身に移していく方法、お芝居のメリハリのつけ方、さじ加減といった多くのことを間近で学ばせていただきました。」と語っており、役者として大きく成長する作品となりました。
着物姿でも、ちょんまげ姿でも、隠し切れない美形の姿に惚れ惚れしてしまいます!
育児には参加していたという本木雅弘さんは、仕事との両立は難しくなかったのかな?
大河ドラマ出演時は、膨大なセリフと格闘していたようだよ!「何ページにもわたる長ゼリフを用意されていたこともあって、(育児に仕事に)、それぞれに追い詰められたことによって、逆にこなせたような気がします。」と明かしていたよ!
40代以上(2005年~)
引用元:松竹映画
2008年9月13日公開の映画「おくりびと」は、本木雅弘さん自らが企画を持ち込み、主演も務めました。(当時42歳)
そして、2009年にアメリカで日本映画史上初の「アカデミー賞外国語映画賞」を受賞しました!本木雅弘さんはレッドカーペットでのインタビューに、流暢な英語で答えています。
終了後の会見では、
「言葉になりません。気持ちの整理がつかずに、信じられないシーンが続いて、起こっているという感じ。アカデミーの人も悩まれたと思いますが、前向きな救いを感じるということに、なったのではないかと分析しているようです」
と興奮気味に話していました。
また、この映画での活躍により、2009年3月20日に埼玉県民栄誉章と桶川市栄誉賞の2賞が同時授与されました。
大人になった本木雅弘さんの演技は、変わらない美しさがありながらも、ストイックな姿勢も見れ引き込まれていきますね!
引用元:映画.com、ナタリー
約7年ぶりの映画出演となった「日本のいちばん長い日」(2015年8月8日公開)にて、昭和天皇役に挑みました。
邦画で初めて昭和天皇の姿を正面から捉えた作品で、その天皇役を務めたことに関して、
「逃げ出したい気持ちと逃したくない気持ちで揺れました。躊躇している時に義母の樹木希林さんが『私なりにあなたにこの役が来たことの意味が分かる気がする』と背中を押してくれた」
と明かしています。この作品で、第39回日本アカデミー賞の「最優秀助演男優賞」を受賞しています。
一人でも多くの国民に生き残ってほしいと願う天皇の慈悲深さを、静かな情熱を漂わせながら見事に演じ切っていた本木雅弘さん。日本を代表する名俳優となっていきましたね。
「日本のいちばん長い日」は、豪華な名俳優たちの出演だったけど、その中でも本木雅弘さんは、どんな評価を受けていたのかな?
松坂桃李さんからは、「姿勢から発する言葉も含め、何から何まで動きの1つひとつが、まさに天皇陛下でした。本当に昭和天皇は、こういった人物だったんじゃないかと思い、僕はただただ圧倒されました」
とお話されていました。共演者から評判が高かったようですね!
本木雅弘さんが所属するフロムファーストプロダクションには他に誰が所属してる?
引用元:上:フロムファーストプロダクション、中:フロムファーストプロダクション、下:ファーストプロダクション
本木雅弘さんの所属するフロムファーストプロダクションには、山下真司さん、石野真子さんや佐藤二朗さんなどが所属しています。現在はフロムファーストプロダクションの子会社メンズアートに所属しています
【画像】本木雅弘がオムツをしてたのは本当?嫁との馴れ初めは?
本木雅弘がオムツをしてたのは本当?
引用元:スポニチ
引用元:週刊女性PRIME
ネット上では本木雅弘さんが紙おむつをしていたという噂があります。
理由としては、妻である内田也哉子さんがおむつを購入する様子が目撃されており、内田さんの両親は他界、お子さんはおむつをする年齢ではないため、本木さんのために購入しているのでは、と言う噂です。
また、2023年にジャニー喜多川氏から性被害を受けたタレントが続々と被害を告発したことにより、本木さんも性被害を受けており、排便障害を抱えているのでは、とも噂されました。
しかしながら公表された情報ではないため、真相は不明です。むしろ、情報だけが独り歩きしている感も否めません。噂レベルで捉える内容で良いかと思います。
本木雅弘さんオムツ疑惑問題もあったけど、1993年のNHK紅白では衝撃のパフォーマンスがあったよね?
そうそう!全身真っ白の衣装に身を包んで、首にはコンドームを房のようにぶら下げたネックレスをつけ、コンドームにはご丁寧に白い液体まで入っていたから今では考えられないパフォーマンスだよね!どうやらエイズ撲滅キャンペーンの一環らしいけど、凍り付くような出来事だったみたいね!
本木雅弘と嫁の馴れ初めは?
引用元:文春オンライン
引用元:文春オンライン
1995年に内田也哉子さんと結婚。本木雅弘さんが27歳、内田也哉子さんが17歳の時にプロポーズをしています。
1997年に長男・雅樂(うた)、1999年に長女・伽羅(きゃら)、2010年に次男・玄兎(げんと)の3児の親として結婚生活を送っています。
出会いのきっかけは内田也哉子さんの父、内田裕也さんと本木さんが食事をしていた際に、也哉子さんがその場にやってきたことだそうです。その後、本木さんがアカデミー賞授賞式のナレーターの仕事を請け負いアメリカへ渡るときに、也哉子さんが通訳として同行したことがきっかけで交際に発展したそうです。
本木雅弘さんは、婿養子として迎えられているけど、その理由は何なのかな?
それは、内田也哉子さんの父 内田裕也さんと母 樹木希林さんとの間に男の子がおらず、内田姓が途絶えるのを防ぐためだったみたいよ!
本木雅弘さんは三兄弟の次男坊だったから、本木さんの両親は受け入れられたのではないかな?
本木雅弘のプロフィール・SNS
引用元:フロムファストプロダクション
プロフィール
- 名前:本木 雅弘(もとき まさひろ)
- 本名: 内田 雅弘(うちだ まさひろ)
- 生年月日:1965年12月21日
- 年齢:58歳(2024年9月現在)
- 出身地:埼玉県
- 血液型:A型
- 所属事務所:メンズアート(個人事務所)
SNS・受賞歴
- オフィシャルサイト URL:本木雅弘(Motoki Masahiro) FROM FIRST (from1-pro.jp)
受賞歴
1989年:第13回日本アカデミー賞 新人俳優賞
1991年:第1回日本映画プロフェッショナル大賞 主演男優賞
1992年:第17回報知映画賞 主演男優賞
1992年:第35回ブルーリボン賞 主演男優賞
1992年:第16回日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞
1993年:第6回東京国際映画祭 最優秀男優賞
1994年:第18回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞
1998年:第13回高崎映画祭 最優秀主演男優賞
1998年:第53回毎日映画コンクール 男優主演賞
1999年度:第12回日刊スポーツ映画大賞 主演男優賞
1999年:第23回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞
2008年:第51回ブルーリボン賞 主演男優賞
2008年:第82回キネマ旬報ベスト・テン 主演男優賞
2008年:第18回東京スポーツ映画大賞 主演男優賞
2008年:第13回日本インターネット映画大賞 主演男優賞
2008年:第32回日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞
2008年:第3回アジア・フィルム・アワード 主演男優賞
2008年:第3回アジア太平洋映画賞 男優賞
2008年:第28回藤本賞
2015年:第40回報知映画賞
2015年:第28回日刊スポーツ映画大賞 助演男優賞
2015年:第89回キネマ旬報ベスト・テン 助演男優賞
2015年:第39回日本アカデミー賞 最優秀助演男優賞
2015年:第39回日本アカデミー賞 優秀助演男優賞
2015年:第58回ブルーリボン賞 助演男優賞
2016年:第71回毎日映画コンクール 男優主演賞
本木 雅弘さんはオフィシャルサイト以外、SNSはやってないんだね。
そうだね、プライベートはあまり明かしていないみたいだね!