【画像】美輪明宏は若い頃イケメン！ハーフで結婚歴がある？現在は激やせ？

中性的な美しさとスピリチュアルなエネルギーを持つとされ、唯一無二の存在として独自のスタイルを持つ美輪明宏さん。

歌手としてはもちろん、俳優、演出家、タレントなどこれまでにかなり幅広い分野に渡って活躍を続けてきました。

今回は美輪明宏さんの若い頃を振り返り、現在の活躍に至るまでの変遷をお届けいたします！

美輪明宏は若い頃イケメン！

10代（1945年～1955年）

引用元：Yahoo! JAPANニュース

九州・長崎に5人兄弟の次男として生まれた美輪明宏さん。母の実家の跡継ぎに養子に出され、出生名「寺田臣吾」から「丸山臣吾」へと改姓します。2度に渡る父の再婚によって最終的には10人兄弟となりました。

実家は江戸の吉原、京都の島原と並ぶ長崎市内にある花街「丸山遊郭」の近辺でした。カフェや料亭、風呂屋などを経営していたということで、かなり裕福で豊かな環境の中で育ち、家にはお手伝いさんもいたんだそうです。そのため、幼少期から多様な人々や文化に触れる機会が多かったそうです。

上の画像は、美輪家の家族写真です。右の坊主頭の男の子が、2歳のときの美輪明宏さんです。今の面影はあまりありませんが、とても可愛らしいですね！

引用元：Yahoo! JAPANニュース

1945年8月9日、長崎に原爆が投下されました。当時10歳だった美輪明宏さんは命からがら生き延びたものの、原爆によって父の貸付先が相次いで破産・他界したため、返済を受けられなくなった美輪家は辛い生活をすることを余儀なくされます。

終戦後、自身が鑑賞した映画に出演していた童謡歌手、加賀美一郎さんのボーイソプラノに衝撃を受け、声楽とピアノを習い始めます。1951年、15歳の時に歌手を目指して国立音楽高等学校（現・国立音楽大学附属高等学校）に進学するため上京します。この頃、音楽学校の教員の勧めで「丸山明宏」に改名しました。

上の画像は、15歳の時の美輪明宏さんです。ハーフのような整った端正な顔立ちで10代の頃からモテモテだったそうです。納得ですね！

引用元：スポニチ

実家に帰省した際、生活が苦しくなった親戚を見捨てる父の姿を目撃し、美輪明宏さんは激怒しました。大喧嘩の末、父から絶縁を言い渡されます。仕送りを止められた美輪明宏さんは、東京で自活するために高等学校を中退します。生活費を稼ぐため、進駐軍のキャンプ廻りをしてジャズを披露したり、ゲイバーやバーテンなどにも従事しました。新宿駅で寝泊りしていた時期もあるそうです。

1952年、17歳の時、銀座にあった日本初のシャンソン喫茶「銀巴里」で美少年（ボーイ）兼歌手を募集していた喫茶「銀巴里」と歌手として専属契約し、国籍・年齢・性別不詳として歌手デビューします。三島由紀夫さんや吉行淳之介さん、野坂昭如さんなどの著名な文化人からの支持も得て、人気を博しました！

上の画像は、喫茶・銀巴里で歌っている当時19歳の美輪明宏さんです。なんて儚い美青年なんでしょう！

20代（1955年～1965年）

引用元：Yahoo! JAPANニュース、Amazon

1957年、22歳の時、フランスのシャンソン曲「メケ・メケ」を日本語カバーします。妖艶で美しい風貌に加え、ユニセックスなファッションの美輪明宏さんは「神武以来の美少年」「シスターボーイ」と評されて曲は大ヒットし、瞬く間に脚光を浴びます。同年、映画「暖流」にて歌手役として出演しています。

しかし「メケ・メケ」のブームは、1年程で終了してしまいます。同性愛者であることや、自ら和訳した生々しい内容のシャンソンには反発もあり、世間からバッシングを受けます。そんな逆境の中、美輪明宏さんは作詞・作曲を開始し、日本のシンガーソングライターの先駆けとなります。今なお、美輪明宏さんの主要レパートリーとなっている「うす紫」「金色の星」「ふるさとの空の下」はこの頃に作られます。

上の画像は、22歳の時に「メケ・メケ」を歌っている時のものと「メケ・メケ」のジャケット写真です。凛とした表情がとても素敵です！

引用元：Amazon

1963年、28歳の時に作曲家でジャズピアニストでもある中村八大さんらの助力により、日本初、全曲自作自演で構成したリサイタルを開催します。1964年には、自ら作詞作曲した「ヨイトマケの唄」を初めてステージ上で披露しました。翌年、1965年にテレビで披露すると、異例のアンコール放送となるほどに大反響を呼びます。

白いワイシャツ、黒の細身のスラックス姿で登場した美輪明宏さん。その姿は戦後の復興期、貧しい少年から高度成長期にエンジニアへと成長した凜々しい青年のようで、多くの視聴者を釘付けにしました。レコード化された「ヨイトマケの唄」は大ヒットし、再ブレイクに成功します。

「ヨイトマケの唄」は家族のために働き、過労の末に亡くなった幼少期に一緒に育った友人の母を想う内容の歌でした。当時の「日雇い労働者」について歌ったこの曲の中には、差別用語とされる「土方（どかた）」「ヨイトマケ」が含まれていたため、日本民間放送連盟により要注意歌謡曲に指定され、テレビなどで放送されませんでした。

その後、制度は廃止されたものの、しばらく影響を受けることとなりました。しかし、この曲は美輪明宏さんにとって、とても思い出深い大切な曲となっています。

上の画像は、「ヨイトマケの唄」のジャケット写真です。キメ顔がかっこいいですね！芯の強さを感じます。

30代（1965年～1975年）

三島由紀夫のたっての希望で江戸川乱歩原作の舞台「黒蜥蜴」の再演で明智小五郎を演じた天知茂。共演の丸山明宏（美輪明宏）、三島由紀夫と「かんぱ～い！」をしたのは1968年（昭和43年）の事であったのだ…。 pic.twitter.com/2iv3Vv6Uwe

— 資料室 (@_829564225314) May 3, 2020

引用元：X

喫茶・銀巴里にて出会った時点で、すでに有名な作家になっていた三島由紀夫さんは、美輪明宏さんの類稀ない才能に気づき、自身の作品の舞台に起用することとなります。

1967年、32歳の時には俳優として舞台に挑戦します。寺山修司さんによって、美輪明宏さんのために書き下ろした「毛皮のマリー」「青森県のせむし男」に主演します。翌1968年には、江戸川乱歩さん原作・三島由紀夫さん脚本の舞台「黒蜥蜴」「双頭の鷲」「椿姫」などにも主演します。江戸川乱歩さん、三島由紀夫さんとの強力タッグを組んだ、この上演は大ヒットを記録しました。

1969年、33歳で映画「黒薔薇の館」に主演すると、翌1970年にはドラマ「雪之丞変化」でも主演を務めました。

1970年、34歳でラジオ「ズバリ快答！テレフォン身の上相談」のパーソナリティーを担当します。開始以来、1996年まで25年、芸能人が担当する人生相談として異例の長きに渡って続きました。

上の画像は、三島由紀夫さんと江戸川乱歩さんと一緒に写っている美輪明宏さんです。右側の方が美輪明宏さんですが、とても美しいですね！

丸山明宏36歳美輪明宏に改名 pic.twitter.com/wf3iZgRCcO

— らうおう2 (@am_kydi) June 25, 2018

引用元：X

1970年、美輪明宏さんが35歳の時、公私ともに親交があり信頼し合っていた三島由紀夫さんが帰らぬ人となってしまいます。三島由紀夫さんは45歳でした。美輪明宏さんは今でももう一度会いたい人について「やっぱり三島由紀夫さん」と答えています。

1971年、36歳の時に「丸山明宏」から「美輪明宏」に改名します。三島由紀夫さんの供養のために読経中、忽然と「美輪」の字が浮かびあがったそうです。「神仏様が与えてくれた名前だ」と思い、姓名判断を調べると、なんと完全無欠な画数でした。改名され、しばらくは歌手活動に専念します。喫茶銀巴里や小劇場でのライヴ、全国各地でのリサイタルを精力的に行いました。

上の画像は、改名された時の記事です。美輪明宏さんが神仏様が与えてくれたというと、スピリチュアルですよね！もしかしたら、三島由紀夫さんが改名を導いてくれたのかもしれませんね。

40代・50代（1975年～1995年）

引用元：PARCO STAGE

引用元：ミューゼオ

1978年、42歳の時に舞台活動を再開します。この頃、幼い頃からの食生活が原因で慢性気管支炎を発症します。年々悪化し、ついには俳優・歌手活動に支障が出始め、テレビ出演を控えるようになりますが、舞台への出演や声優として活動は続けます。

1983年、48歳の時には舞台「毛皮のマリー」「青森県のせむし男」を再演します。翌1984年には「双頭の鷲」を再演しますが、体調は悪化を来す一方。ついに、1985年の舞台「大典礼」を最後に舞台からも遠ざかります。この頃、医師から「3ヶ月の命かもしれない」と余命宣告もされていたんだそうです！

テレビ出演こそ控えたものの、1984年にはフランス、1987年にはフランス、スペイン、ドイツへ招かれリサイタルを行い、海外のマスコミから紹介・絶賛されました。舞台に立てなくなった後も、全国各地でのリサイタル公演を開催するなど、活動の足を止めることはありませんでした。

上の画像は、再演時の「双頭の鷲」の時のものです。体調の悪さを感じさせない堂々とした風貌ですよね！

1990年、55歳の時には、東京芸術劇場のこけら落し公演「マリー・ローランサン」を演出。「黒蜥蜴」の再演の企画が持ち上がっていましたが、健康面から断念することとなります。同年、40年もの間続いてきた喫茶・銀巴里が閉店となります。美輪明宏さんは閉店の最後の日の「さよならコンサート」にて、自ら作詞作曲した「いとしの銀巴里」を涙ながらに歌い上げました。

翌1991年の映画「黒蜥蜴」の世界的ヒットなども重なり、この頃からメケメケ、ヨイトマケ、黒蜥蜴に続く四回目の美輪明宏さんブームが訪れ、テレビやCM等への出演が増えます。

1993年、57歳の時には悪化していた持病が奇跡的に完治。24年ぶりに舞台「黒蜥蜴」の再演が叶いました。この再演時には自ら主演する他、演出・美術・音楽・衣裳も美輪明宏さんが担当しました。前売りチケットは発売日当日にソールドアウトするなど、世間から脚光を浴びます。上の画像が舞台「黒蜥蜴」のものです！

これ以降の舞台作品は、1994年、1996年の「毛皮のマリー」以外、全て自ら演出しています。その他にも、大道具、小道具、美術・衣装・選曲を務める事が多く、さらには脚本・振り付け、原作まで担当した作品もあるんだそうです。

60代以上（1995年～

引用元：スポニチ

1996年、61歳の時、三島由紀夫さんの戯曲集「近代能楽集」より「葵上」「卒塔婆小町」を美輪明宏さん主演・演出で上演。「近代能楽集より、葵上・卒塔婆小町」の演出は、かつて三島由紀夫さんが30年来熱望していたものが実現したものでした。

1997年には「双頭の鷲」を再演し、美輪明宏さんはエリザベート王妃を演じ、読売演劇大賞優秀賞を受賞します。同年、宮崎駿監督のスタジオジブリ作品映画「もののけ姫」では、山犬神「モロの君」役で声優を担当。東京スポーツ映画大賞助演男優賞を受賞します。モロの君がアシタカに対して放った「黙れ小僧！」の一言は、あまりにも有名ですね！

2004年、69歳の時には、再びスタジオジブリ作品映画「ハウルの動く城」にて「荒地の魔女」役で声優として出演。さらに声優としては、2009年に74歳にて「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール アルセウス 超克の時空へ」でアルセウス役で出演します。

2000年代後半には、携帯電話の待ち受け画面を美輪明宏さんにすると運気が上がると話題になりました。携帯電話からスマートフォンに切り替わった現在でも、台湾では運気が上がると言われているそうです。

2012年、77歳でNHK紅白歌合戦に初出場。多くの人々に愛され、自身にとっても思い出深い「ヨイトマケの唄」を歌いました。77歳での初出場は史上最年長、デビュー60年での初出場も史上最長記録になりました。

2015年、80歳でNHK紅白歌合戦に出場し、自身の持つ史上最年長記録を更新すると同時に史上初80代での出場となりました。現在でも演劇と歌を中心にバラエティやナレーターとしても幅広い活動を続けています。

上の画像はNHK紅白歌合戦初出場から2日後、「震災から２年“明日へ”コンサート」に出場した時のものです。紅白歌合戦の時と同じ、短髪の黒髪に黒い服で登場した美輪明宏さんは新鮮です！

【画像】美輪明宏はハーフで結婚歴がある？現在は激やせ？

美輪明宏はハーフ？結婚歴がある？

引用元：ウィキペディア

引用元：ホミニス

美輪さんの若いころの写真をみると、日本人離れした端正な顔立ちからハーフなのでは？と思う人も多いとおもいます。しかし、ご両親は日本人だと美輪さん自身が語っています。

上の画像は、美輪さんが二歳の時の家族写真です。左から父、兄、美輪さん、母です。母が天草系、父が島原系で、昔天草は当時ポルトガル人などの神父が多く住んでた事から、母の家系にポルトガル人の血が入っているのではという噂があったそうです。確かに写真をみると美輪さんはお母さん似かもしれません。

美輪さんは同性愛者であると公言しており、結婚はしていません。親しかった男性として三島由紀夫さんの名前が挙がります。三島さんは美輪さんの美貌を絶賛し交流を重ねていたようです。しかし、美輪さんは三島さんが彼氏だったことはないと否定しています。

美輪明宏は現在激やせ？

引用元：婦人公論.jp

引用元：テレ朝POST

美輪さんは2019年に自宅で言葉がうまく出なくなり、病院で軽い脳梗塞と診断されました。その後3か月で復帰しますが、コロナ禍になり本格的に仕事を減らしてきました。メディアの露出が少なくなっていたせいか、久しぶりのテレビ出演での激やせが話題になり、視聴者からは体調不良も心配されています。

しかし特に病気など報道や発表もされていません。メディアへの露出が減って若いころのイメージとのギャップから、激やせと感じられるのかもしれません。美輪さんは現在89歳、そう考えるとまだまだ元気でお若くみえます。

美輪明宏のプロフィール・SNS

引用元：女性自身

プロフィール

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