還暦を迎えてますます色気を増している、パリコレにも出たことのある世界的イケオジ俳優の加藤雅也さん。
モデル・俳優だけではなく、最近ではラジオDJや写真家など多方面で活躍しています。
今回は加藤雅也さんの若い頃を振り返り、現在の活躍に至るまでの変遷をお届けいたします!
加藤雅也は若い頃イケメン!
20代(1983年~1993年)
引用元:婦人公論
加藤雅也さんは1986年、大学在学中の23歳で「MEN’S NON-NO」の増刊号でモデルデビューしました。阿部寛さんと共に巻頭特集で登場しています。就職するか、教育実習を始めるか悩む中、スカウトされたそうです。横浜国立大学教育学部を卒業し、教員免許(小学校教員免許、中学校・高校保健体育教員免許)も取得していた加藤雅也さん。
高校時代には陸上部に所属し、インターハイ出場経験もあるんだとか。校内のミスターコンテストでは、3年連続で1位を取り続けていました。それだけで加藤雅也さんが十分すばらしい人物だとわかりますね!卒業後、モデルの道に進みました。
加藤雅也さんはモデルになるということを父に反対されると思い、どう伝えるか悩みました。しかし、意外なことに父からは「お前がやりたいのなら頑張ればいい。今までやってきた経験を活かして問題にぶち当たった時は、その問題を解決すればいいじゃないか」という返事が返ってきました。それを聞いた時、加藤雅也さんは「度量デカい!」と思ったそうです。
1987年、世界中のモデルが憧れる世界最大級のファッションショー、パリ・コレクション(パリコレ)に出場。飛行機代や滞在費用などで最低でも100万円ほど必要だったので悩んだそうですが、「一度は世界最高峰のコレクションに出てみたい」という自分の夢を叶えました。
パリコレに出場し、これからもその道を突き進んでいくかと思われた時、「これを最後にモデルは辞めて、身長や体格は関係ない役者という表現者の道に進もう」と考えたそうです。加藤雅也さんは身長183㎝と高身長です。
しかし、当時は身長190㎝で筋肉隆々のモデルが主流だったため、それより低い自分の身長では一生モデルを続けるのは難しい、と限界を感じたそうです。モデル時代、雑誌よりもコマーシャルのオーディションの反響が高かったことも要素としてあったそうです。
上の画像は、モデル時代のものです。ランウェイを堂々と歩かれていますね!白ジーンズもとてもお似合いで、長い足がGOODです。
引用元:X、X加藤雅也さんってもう58歳なんだね。
— ときめき!ぺぱーみんとくらぶ (@tokipepaclub) February 27, 2022
マリリンに逢いたい(88年公開)に出てたって思うと確かに年齢もそれなりにいってるよな〜ってw
今もイケおじだなって思うけど、若い頃は文句なしのイケメンで色気ダダ漏れだったよね✨ pic.twitter.com/592IiqltZG今やってるマリリンに逢いたいってのに
— カシス☆ (@cassis_orange7) November 3, 2022
加藤雅也さんでてる
この人だよね pic.twitter.com/rIo8jOfBGz
1988年、松竹の新人オーディションで3,000人の中から合格し、25歳で役者へと転身しました。モデルから転身したため、役者としては少し遅めなスタートでした。
しかし同年、映画「マリリンに逢いたい」でいきなり主演で俳優デビューします。この作品で、第12回日本アカデミー賞新人俳優賞も受賞しました。その後も、「帝都大戦」「クレイジーボーイズ」(共に1988年)と立て続けに映画の主演を務めます。
1991年28歳の時に、それまでの芸名「加藤昌也」から本名である「加藤雅也」に改名しました。この頃には、「自分の知らない世界を見てみたい」という思いがあり、海外での活動も視野に入れるようになります。アメリカ・ニューヨークのアクターズスタジオで演技レッスンをした経験もあるんだそうです。
上の画像は、映画「マリリンに逢いたい」の時のものです。加藤雅也さんといえば存在感のある眉毛が特徴的です。あどけない感じが若さをより際立たせますね!
引用元:X、X日活の『落陽』の主演だった加藤雅也だったが一番ダメだったのは色々エピソードあれど加藤自身軍隊の話なのに坊主頭にしていなかったこと。加藤雅也がどれだけ生意気か公開当時中野武蔵野ホールで出演した俳優が語っていた。まあ話半分としてもこれで日活は名は残ったが中身は完全に死んだ。 pic.twitter.com/KJOnoYqLr0
— 八十嶋康夫 (@yasuoyasojima) October 31, 2016何気に今日は我らが加藤雅也先生の御誕生日だったりする。
— 中田圭 (@keinakata) April 27, 2015
なのでおめでとさん。
※写真は「落陽」と「荒ぶる魂たち」 pic.twitter.com/W5bWPVOT1k
1992年、29歳の時、にっかつ創立80周年記念の大作映画である「落陽」で主人公・賀屋達馬を演じました。この作品は、音楽を担当したモーリス・ジャール氏を始め、ダイアン・レイン氏、ユン・ピョウ氏、ドナルド・サザーランド氏、といった海外のそうそうたる顔ぶれを招き、仕上げた作品になりました。
起用の理由は、英語が話せる加藤雅也さんとダイアン・レイン氏が仲が良かったことと、1989年の映画「226」で将校役をやっていたことがきっかけだったそうです。加藤雅也さんは、この作品でエランドール新人賞を受賞しました。
上の画像は、「落陽」の時のものです。オールバックがとても似合います!堀の深さがイケメンさに拍車をかけてますね!
日本で既にスターだった加藤雅也さんでも、アメリカでは相当苦労したんだってね?
当時のアメリカの映画会社はあまり「日本・日本人」に興味がなかったみたい。「日本で主役をやっていたからって何?」って感じで、あまり相手にされず、オーディションもかなりの量受けたんだって。
30代(1993年~2003年)
引用元:映画.com、Xエメリッヒ版ゴジラには加藤雅也が出演している。 pic.twitter.com/JxwpQuFnpy
— MMR (@mmr_19881227) November 13, 2023
映画での主演デビューを飾り、一躍人気俳優となった加藤雅也さんでしたが、1995年32歳の時に、驚きの決断をします。アメリカの知人に誘われたことをきっかけに、単身でアメリカへ。モデル時代に海外へ行ったことで、世界中どこでも適用する基準や規格をしっかり考えることができるようになったそうです。
1998年、35歳の時に日本の世界的大人気キャラクターを基に創られた、映画「GODZILLA」でハリウッドデビューしました。映画は大成功を収め、公開6日間でのオープニング興行成績は歴代2位となる7,400万ドルとなりました。ちなみに、「GODZILLA」の中での加藤雅也さんの役名は「マサヤ・カトー」でした!
海外から注目を集めた加藤雅也さんはその他のアメリカ映画「ボンテージ・ゲーム」(1997年)「破壊王 THE DRIVE」(1997年)などにも出演しています。
上の画像は、「GODZILLA」の時のものです。日本での印象とは違いますが、ダンディーさはしっかり残っていますね!かっこいいです。
引用元:スボニチ、X北野武「Brother」鑑賞。ところどころチープな香りが漂ってたけど、中盤くらいから展開早くて面白かった。寺島進、加藤雅也、石橋凌 あの3人の名シーン、かっこよかったなぁ。そして大杉漣のアレは、やりすぎ(笑) pic.twitter.com/6JXMzFzrPc
— ユウ (@starsign22) November 2, 2013
2000年37歳の時、日英共同制作の映画である北野武監督の「BROTHER」(公開は2001年)、三池崇史監督の「荒ぶる魂たち」(2002年)などの作品に出演し、より海外からの評価も得て、およそ7年アメリカをベースに活動した後、2002年に帰国しました。
再び日本を活動拠点にした加藤さん。アメリカでの経験も活かし、日本の名監督と呼ばれる監督と共に、映画やドラマ、舞台などでよりさまざまな役柄にチャレンジしていきました。
上の画像は、「BROTHER」の時のものです。高身長が際立っていますね!葉巻も似合うクールさがあります。
ハリウッド映画にも出演した加藤雅也さん。なんで帰国することにしたんだろう?
ハリウッドに憧れを抱いていた加藤雅也さんだったけど、「日本には日本の良さもあるし、優れた監督もいる。なぜ、アメリカで三流の仕事をするんだ?」って言ってくれたアメリカでできた友人がいたんだって。それを言われたことによって、気づいて帰国を決意したみたい。
40代以上(2003年~)
引用元:FM大阪、X本日4月27日は
— 映画『キングダム 大将軍の帰還』公式アカウント (@kingdomthemovie) April 27, 2019
\#加藤雅也 さんの誕生日🎉/
映画『キングダム』では、秦国左丞相・竭氏(けつし)の参謀である肆氏(しし)を演じています。
加藤さん、お誕生日おめでとうございます❗#キングダム#大ヒット上映中 pic.twitter.com/zLCM1Gdrr5
2006年、篠原涼子さん主演の「アンフェア」に出演。大人気となりシリーズ化した、このドラマで加藤雅也さんはドラマ版・劇場版と全作に出演しました。近年では「キングダム」シリーズ、NHKの朝の連続ドラマや大河ドラマなどにも出演しています。
同年5月、43歳の時に医師と結婚しました。映画撮影中の怪我の治療で訪れた都内の病院で治療にあたってくれたことがきっかけだとか。加藤雅也さんは結婚を前提に、交際を申し込んだんだそうです。
2010年9月、結婚から4年目、47歳で第一子となる女児が誕生します。加藤雅也さんは47歳にして子どもを授かったことに対し、「人生最大の冒険に出るようなドキドキ・わくわくといった感じ」と語っています。そうとう嬉しかったという様子が伝わってきますね。
上の画像は、映画「アンフェア the end」と、映画「キングダム」の時のものです。演じる役によって様々な格好をされますが、どれもとても似合っています!
引用元:Amazon
加藤雅也さんは2013年10月より、ラジオ番組「BANG BANG BANG!」でDJを務めています。FMヨコハマにて毎週土曜25:00〜25:30放送中(2024年現在)です。
2024年1月には俳優歴35周年、ラジオ番組の10周年に加え、60歳という節目の年齢を迎えたことで初の著書「僕の流儀 What’s Next?」を出版しました。本の中では、当時の貴重な写真と今までの芸能生活について語っています。
2019年2月からは自身の出身地でもある奈良県の観光大使を務めています。2020年には「加藤雅也の角角鹿鹿」という、自身の名前の入った冠番組が奈良テレビで放送されていました。さらに、2023年には奈良県天理市の教育・芸術スーパーバイザーにも就任しています。加藤雅也さんに教育や芸術に関する分野で市に提言してもらうんだそうです。
俳優としての活躍にも終わりが見えません。2020年に主演した映画「彼女は夢で踊る」では、スペインのマドリード国際映画祭で審査員賞を受賞しました。同じく主演を務めた短編映画「決着」は、ロサンゼルスの映画祭「Japan Connects Hollywood」でスポットライト賞、最優秀俳優賞を受賞しています。
さらに近年では、俳優以外に写真家としても活動することも増えてきました。作品展なども頻繁に行なわれています。上の画像は「僕の流儀 What’s Next?」のジャケットです。モノクロなところに渋みを効かせた眼差しがとても素敵です!
加藤雅也さん、地元である奈良への愛がすごいんだよね!
バリバリの奈良生まれ、奈良育ちだと言う加藤雅也さん。
2018年からは、なら国際映画祭の特別顧問にも就任したり、テレビやラジオでも奈良の魅力と深い奈良愛を発信し続けているね!
加藤雅也さんが所属する”バーニングプロダクション”には他に誰が所属してる?
引用元:バーニングプロダクション
加藤雅也さんの所属するバーニングプロダクションには、郷ひろみさん、稲森いずみさんや三浦翔平さんが所属しています。
【画像】加藤雅也の藤原紀香との破局理由・嫁との馴れ初めは?現在何してる?
加藤雅也の藤原紀香との破局理由・嫁との馴れ初めは?
引用元:Tango para Dos
加藤雅也さんは、1999年頃女優の藤原紀香さんと交際していたそうです。きっかけは、お二人が藤原紀香さん主演のフジテレビ系ドラマ『ナオミ』で共演したことで交際に発展したようです。
加藤雅也さんはハリウッドを目指してアメリカに渡りましたが、「破壊王 THE DRIVE」「クライング フリーマン」などいくつかのハリウッド映画に出演後帰国しており、その帰国後に熱愛報道が出たそうです。
お二人は結婚も意識した真剣な仲だったそうですが、2003年頃には破局してしまいます。破局理由としては「藤原紀香さんの所属事務所が結婚を猛反対した」から、と言われていますが真実は本人たちにしかわからないですよね…
現在は、加藤雅也さんも藤原紀香さんもそれぞれご結婚され、幸せな家庭を築いているので、この別れは必然だったのかもしれませんね。
引用元:スポニチAnnex(2006年結婚会見時の加藤雅也さん)
そして、先ほど触れたように加藤雅也さんは2006年5月、43歳の時に9歳年下の一般女性と結婚されています。奥様は、どんな人か?どんなきっかけで知り合ったのか?など、気になりますよね。
加藤雅也さんが映画撮影時ケガをした際に、友だちに「1人、女性ドクターがいるから」と、奥様を紹介されたのが出会いだそうで、奥様は元医師だそうです。お料理上手で、誠実で優しくて人のために一生懸命尽くせる人だそうですよ。素敵な女性ですよね。
その奥様について加藤雅也さんは、「本当に運命の人?パッと見た時に、この人、結婚する人なんだろうなって、思ったのは事実。だから、いまだにパッと見た時の光景は忘れないですね」と語っており、運命的な出会いだったことが伺えます。
加藤さんのプロポーズの言葉はどんなものだったのかな?
プロポーズの言葉は「付き合うことを前提に、結婚せぇへん?」だったとか…ユニークだよね!
加藤雅也の現在の活動は?
20代はモデルとしてパリコレにも出演し、俳優に転向後の30代はハリウッドにも挑戦した加藤雅也さんですが、ここ近年の活動はどのようなものなのでしょうか。
加藤雅也さんは2022年11月公開の映画「愚か者のブルース」で主演・映画監督 大根 役を演じました。この作品は、2015年公開の「浮気なストリッパー」、2作目の「彼女は夢で踊る」に続く、広島発のストリップ劇場3部作の最終章。前作で劇場の社長役で主演した加藤雅也さんが、本作では共同企画・主演を務め、30年前に伝説の映画を撮ったものの今は落ちぶれている映画監督を哀歓深く演じています。
引用元:Hulu
2024年には毎週土曜日Fm yokohamaで『加藤雅也のBANG BANG BANG!』のほか、カンテレ系月曜ドラマ『アンメット』では絵描きで悪性の脳腫瘍を患う患者の役を、TBS系7月期金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』では主人公の父親(故人)役を演じています。
引用元:上:Fm Yokohama、中:カンテレ、下:TBS
『笑うマトリョーシカ』は若き政治家(櫻井翔さん)と有能な秘書(玉山鉄二さん)の奇妙な関係、栄光の裏で起きた数々の不審死、そしてそれを追う新聞記者(水川あさみさん)の強い執念を描いたヒューマン政治サスペンスです。加藤雅也さんが演じる和田島芳孝は、清家の実父で、官房長官を務めた経験もある有力代議士。親子であることは清家の自叙伝で明かされるまで長年隠されており、親子ながら一緒に暮らしたことがなく、1年前にガンで亡くなるという役です。
加藤雅也さんは、「有能政治家がもし誰かの操り人形だったら?」という視点が興味深く、「このドラマに出演したい!」と思ったそうで、「和田島芳孝は小説にはほとんど描かれていないけど、物語の進行にスパイスのきいた存在になれるよう、人の記憶に残るキャラクターを演じたい」とこの役への意気込みを話しています。加藤雅也さんの役がこのドラマにどう関わっていくのか目が離せませんね!
また、お芝居はダンディで渋くかっこいい加藤雅也さんですが、ラジオでは関西出身ということもあり軽快なトークで盛り上げているというギャップが素敵ですよね。
加藤雅也さんは60代になった今、役者としてどういった課題を持っているのかな?
“老人”をどう表現するのかが課題なんだって!
今は60代になったばかりだから、将来69歳になったときに「60代の表現はできたな」と思えるような演技ができればいいなと思っていて、今はまず演技に初老っぽさをどう出すかを考えているみたいよ!
加藤雅也のプロフィール・SNS
引用元:株式会社バーニングプロダクション
プロフィール
- 名前:加藤 雅也(かとう まさや)
- 別名義: 加藤 昌也(旧芸名)
- 生年月日:1963年4月27日
- 年齢:61歳(2024年8月現在)
- 出身地:奈良県
- 血液型:A型
- 趣味:カメラ
- 特技:英語、マーシャルアーツ、居合、ボクシング、合気道
- 所属事務所:株式会社バーニングプロダクション
SNS
- Instagram(ご本人により撮影した写真用)URL:https://www.instagram.com/masaya_kato1192
- オフィシャルサイト URL:https://www.katomasaya.com/
加藤雅也さんのカメラが趣味になったきっかけって何なのかな?
Canonのスポンサーでドキュメンタリー番組があったときに中国の兵馬俑を見に行き、Canonのカメラで写真を撮ったときに目で見たときとカメラで撮ったときと違うと感じて、そこからカメラに魅了されたみたいだね!