演歌歌手として活躍を続けている三山ひろしさん。〝ビタミンボイス〟とも呼ばれる歌声でお客さんを魅了しています。
今回は三山ひろしさんの若い頃を振り返り、現在の活躍に至るまでの変遷をお届けいたします!
【画像】三山ひろしは若い頃ヤンキー?
10代・20代(1990年~2010年)
引用元:Twitter
三山ひろしさんは小学生のときにご両親が離婚をされました。
母親の負担と家計を助けるために中学1年で新聞配達を始めたそうです。18歳の時に「NHKのど自慢」に出場を果たすも鐘ふたつという結果に終わってしまいました。
高校卒業後は歌手の夢を諦め、ガソリンスタンドで正規社員として働き始めましたが、自分の気持ちに正直になると、どうしても歌手になりたいという夢を諦められず、仕事を辞めて25歳で上京をしました。
そんな三山さんですが、学生時代はヤンキーに憧れていたそうです。当時は愛車はグロリア、またアロハシャツは勝負服だったそうです。
上の画像は成人式の時と若かりし頃の時の三山さんです。今の三山さんから想像がつかないほどのヤンチャっぷりですよね!
引用元:ユーキャン通販ショップ
実は歌手になる夢を諦めた頃に、お祖母様の計らいで詩吟に出会い、詩吟教室に通い始めました。すると、そこで評価をされ数多くの賞をもらうようになり、詩吟の師匠になる道を薦められたそう。
詩吟を通して漢詩の世界に触れているとある自分の心境の変化に気づきます。それは「自分の考えはなんて小さく、小さなことで悔やんでいたんだ」と気づいたそうです。そしてお祖母様は三山さんに「詩吟よりも演歌!」と、後押しをしてくれ、再び歌手を目指すことになったそうです!
上の画像は青年時代に三山さんのお祖母様と撮影したものです。お二人とも朗らかで優しい雰囲気ですよね!
引用元:映画.com
25歳の時に上京をし、青果市場で働き始めた三山さん。仕事にも慣れてきたころにふと、「このままだと市場の人になっちゃう」とすぐに退職をしました。
途方に暮れていたタイミングで、演歌歌手の松前ひろ子さんがオープンする「Liveレストラン青山」の求人広告を見て応募。ウェイターとして働き、弟子となって経験を積み、3年間の修業を経ました。松前さんは当時、三山さんの歌を聴いて、「この歌声は間違いない。」と感心したそうです。
そして2009年(当時28歳)に「人恋酒場』で念願の演歌歌手デビューを果たしました!2010年9月には「人恋酒場」が10万枚を突破し、ゴールドディスクに認定されます。
上の画像は2009年8月に都内のCDショップでデビュー曲のPRに訪れた三山さんです!初々しさが残っていますね!
三山ひろしさんは、デビュー前は松前ひろ子さんに鍛えられたのかな?
松前ひろ子さんがプロデュースするお店が営業は夜なので、昼は松前さんの事務所でファンクラブの会費管理、会報誌の記事やホームページの作成、松前さんの自家用車を洗車などをこなして、昼夜問わず活動していたみたい!
松前さんの雷が落ちることもあって、厳しい修業があったからこそ、沢山の方のおかげで歌い手が成り立っているんだということを感じたみたい!
30代(2010年~2020年)
2013年5月(33歳)に、地元・高知県の高知市から「よさこい親善大使」に認定されました。役割は高知のよさこい祭りの魅力を全国にPRすること。認定は2003年の都はるみさん、2004年のソニンさんに次ぐ3人目だそうです。
そして、2015年には紅白歌合戦に初出場を果たしました。三山さんにとっては紅白は夢にまで見たステージだったそうで、当日はお母様と祖父母が応援に駆けつけたそうです。
出場が決まったことをお祖母様に伝えると『キャー!』と喜んでくれたそう。その様子を見て、胸が熱くなり、ふるさとを出たときのことを思い出して、涙が出そうになったそうです。当日は「お岩木山」を歌唱。ビタミンボイスとも呼ばれるその歌声で会場を魅了しました。
上の画像は2015年12月の紅白歌合戦のリハーサルの時のものです。とても気合いの入っているポーズですね!
引用元:みやま市
2017年2月(当時36歳)には「みやま」つながりで福岡県みやま市のふるさと観光大使に就任しました。
みやま市と直接、縁はないそうですが、「みやま」という同じ姓の読みに着目したみやま市が依頼したそうです。
就任後のオフィシャルブログで「全国へみやま市をアピールしたいと思います!」と意気込みを見せました。
上の画像は2017年2月(36歳)の時のみやま市のふるさと観光大使に就任した時のものです。スラッとしていてスーツがとても似合っていますよね!
三山ひろしさんは高知出身で高知の親善大使にもなったり、地元への思いは熱いのかな?
歌手になるために東京に出てきたけど、故郷への思いが強ければ強いほど、出るのが大変だったらしいわ!でも「そんなこと言ってたら駄目だ!」と自分に言い聞かせて上京して3年修業してデビューして、「このCDを持って故郷に帰れる」と思った時はとても嬉しかったみたい!
40代以上(2020年~)
引用元:ORICON NEWS
2023年にデビュー15周年を迎えた三山さん。
同年はイベントが目白押しになっており、15周年のコンサートはもちろんのこと、2024年9月には大阪の新歌舞伎座で4月に歌と芝居の座長公演、東京は明治座で、梅沢富美男さんと研ナオコさんの劇場公演のゲストとして、舞台に立ちました。
同年1月18日~19日には浅草のビューホテルで、その日は三山さんが一日支配人になり「三山ホテル」という名前に変更。「ひろし=164」に因んだ164名のお客様をおもてなしして楽しいひとときを過ごしたそうです。
大阪・新歌舞伎座開場で行われた『三山ひろし特別公演』の第一部は、中村静香さんと共演し、夫婦愛が描かれるお芝居に挑戦しました。第二部は、自身の曲から、村田英雄さん、北島三郎さん、三橋美智也さんなど先輩大物歌手の曲を歌い上げました。ギターの弾き語りや、初となるドラムの生演奏もあり大活躍しました。
上の画像は2024年9月(43歳)時の大阪・新歌舞伎座開場で行われた三山ひろし特別公演のときものです。着物姿も似合っており、夫婦役にぴったりなお二人ですね!
引用元:スポーツ報知
2024年11月10日、三山さんの故郷、高知県・春野総合運動公園陸上競技場で行われたJFL第28節・高知ユナイテッドSC対ソニー仙台戦で人生初となる国歌を独唱し2454人の観衆の前で歌声を響かせました。終了後には、国歌斉唱が無事に終わり、感謝とともに安堵する様子をInstagramで見せていました。
年末に行われる紅白歌合戦では10年連続出場を果たす三山さん。今後の活躍も楽しみにしています。
上の画像は2024年11月(44歳)の時に高知・春野総合運動公園陸上競技場で国歌斉唱している時ものです。真面目な表情で会場中に素敵な歌声が響いていそうですよね!
ビタミン・ボイスとも呼ばれる三山ひろしさんだけれども、歌唱する際に心がけていることはあるのかな?
例えば先輩大物歌手の歌を聴いているときに歌唱中でも、今、笑っているな、泣いているなという感情がすごく伝わってくるんだって!自分もそんな風に表情や感情が見える、伝えられるような歌を歌いたいと思っているそうよ!プロの格言ね!
三山ひろしさんが所属する”ミイガンプロダクション”には他に誰が所属してる?
引用元:ミイガンプロダクション
三山ひろしさんの所属するミイガンプロダクションには、松前ひろ子さん、小山雄大さんや工藤宏二郎さんなどが所属しています。
【画像】三山ひろしと結婚した嫁の馴れ初めは?けん玉は何段?実力は?
三山ひろしと結婚した嫁の馴れ初めは?
引用元:高知新聞
引用元:テレ朝POST – テレビ朝日
三山は初出場した2015年大晦日の「第66回NHK紅白歌合戦」で「お岩木山」を熱唱後に報道陣の取材に、2012年3月に結婚し、2人のお子さんがいることを明らかにしました。
奥様は師匠でもある作曲家・中村典正さん、歌手の松前ひろ子さん夫妻の娘さんです。馴れ初めは、夫妻が営むレストランに勤め弟子入りしたことで、奥様とも出会いお付き合いがはじまったそうです。
夫妻には交際をカミングアウトする際は追い出されることも覚悟していたそうですが、意外なことに「三山さんと愛娘は合うと思っていた」と喜んでくれたそうで、上京し頼る人がいなかった三山を暖かく見守って育ててくれた恩人でもあるご夫妻には感謝の念が尽きないでしょう。きっと三山さんの努力とお人柄もお墨付きなのでしょうね。
引用元:日刊スポーツ
また義母である松前ひろ子さんは、毎年いい夫婦の日(11月23日)にディナーショーを義父である中村典正さんと開催していましたが、2019年に逝去されたため、その後は、三山さんが代役として出演をし続けているそうで、家族間の関係性の良さも際立っていますよね。
三山ひろしさんは北島三郎さんと親族なんだって?
三山さんの師匠かつ義母で同じ事務所に所属している松前ひろ子さんは北島三郎さんと従兄妹なんだって!
三山ひろしはけん玉検定何段?実力は?
引用元:PR TIMES
引用元:デイリースポーツ
三山さんは〝けん玉演歌歌手〟としても知られています。
2017年6月に芸能界では単独最上段位となるけん玉四段を取得しました。紅白歌合戦ではギネス記録更新をかけた「けん玉チャレンジ」が毎年の定番になっています。日頃からけん玉の練習はしているといい、5段目指して昇段試験を受け続けているそうです。
三山さんにとって、けん玉は集中力と折れない心を養うのに最適なスポーツだそう。集中力が大事なのは歌も同じで、例を挙げると三波春夫さんの長編歌謡浪曲をやるときは、歌詞が10~15分間、役柄も3,4人を演じ分けなければならす、少しでも頭がほかのことに向いていると再現できないのだそうです。
三山さんはけん玉を通してもたくさんのことを教わっているという前向きな姿勢が見られます。
三山さんの軸となる歌とそれ以外のものはどんな関係にあるんだろうね?
歌が自分の本道で育てるべきであり、けど脇に枝が伸びた時、どちらに手を抜かずに取り組んでいれば、自分にプラスになるものを得た上で必ずいい形で本道に戻って来られるみたいなの。
『あの方はけん玉上手だけど、演歌も歌っているんだ。今度聞いてみたい!』って、けん玉の方でも花を咲かせることで、歌という幹を太くできているみたいなの!
三山ひろしさんがデビューした2009年はこんな年だった!
引用元:上:スポニチ、中:日経メディカル – 日経BP、下:スポニチ
三山ひろしさんがデビューした2009年は、「麻薬及び向精神薬取締法違反で押尾学さん逮捕」、「オバマ米大統領就任」、「イチロー9年連続200本安打達成」などの出来事があり、話題となりました。
また、この年の流行語(大賞)は、元内閣総理大臣の政権交代で鳩山由紀夫さんが受賞しました。
三山ひろしのプロフィール・SNS
引用元:三山ひろしオフィシャルサイト
プロフィール
- 名前:三山ひろし(みやまひろし)
- 本名:恒石正彰
- 生年月日:1980年9月17日
- 年齢:44歳(2024年11月現在)
- 出身地:高知県南国市
- 血液型:AB型
- 趣味:ドローン、アマチュア無線、カープラモ、キャンプ
- 特技:竹とんぼ製作、裁縫、けん玉、着物の着付け
- 所属事務所:ミイガンプロダクション
SNS
- X(旧Twitter) URL:https://x.com/hiroshiouentai
- Instagram URL:https://www.instagram.com/miyama.hiroshi
- オフィシャルサイト URL:http://h-miyama.migan.co.jp/
- 公式ブログ URL:https://ameblo.jp/hiroshi-miyama/
三山ひろしさんは三山家とさ春という名で落語家としても活躍しているんだよね?
そうみたい!古典芸能に挑戦するという番組がきっかけだったみたいだね!落語はもともと聞いていたけど、まさか自分がやるとは思っていなかったみたい!落語をやると造詣が深くなるし、歌を歌うと落語のリズム感が出て両方に響くみたい!