日本を代表するお笑い芸人でテレビの第一線で活躍を続けている松本人志さん。
20代からカリスマと称され、長年に渡り日本中に笑いを提供してくれました。
今回は松本人志さんの若い頃を振り返り、現在の活躍に至るまでの変遷をお届けいたします！
【画像】松本人志は若い頃イケメン！
10代・20代（1973年～1993年）
引用元：X潮小学校 卒業生直筆パネル
— Katoppe (@katoppe545) May 16, 2024
大成中学校 放送部の色紙#ダウンタウンDX #東野幸治#ダウンタウン #松本人志 #浜田雅功 pic.twitter.com/Dp89BKlv2u
松本人志さんは兵庫県尼崎市出身で、3人兄弟の末っ子として育ちました。貧しい家庭で、家は雨漏りもひどく床も抜け落ちた箇所があり、虫が沸いた状態で生活していました。幼少期はあまり明るい性格ではなかったですが、小学生の時に父がうめだ花月の招待券を職場で貰い、家族で通い始めたことがきっかけでお笑いに興味を持ち始めます。
小学4年生の時には友人とトリオを結成して漫才やコントを披露しました。後に相方となる浜田雅功さんとは小学校で出会っており、中学2年の時に所属していた放送部で一緒になり仲良くなりました。
上のXの投稿画像は、中学生時代の松本人志さんです。面影はあり、そのまま大人になっていったことがわかりますよね！
引用元：文春オンライン
高校卒業後、同じ小中学校だった浜田さんが松本さんを誘い、1982年（当時19歳）にNSC(吉本総合芸能学院)の1期生として入学しました。同年8月に開催された今宮こどもえびすマンザイ新人コンクールで優勝しました。
在学時から能力が突出しており、当時NSC寄席に明石家さんまさん、オール巨人さん、島田紳助さんの3人が見学に来た時「1組だけすごいのがおるな」と意見が一致していたそうです。以降実力が認められ、養成所に通いながらなんば花月に特別出演しました。
卒業後は、万人受けの漫才をする同期のトミーズの評価が高く、ダウンタウンは意外にもすぐに活躍できた訳ではありませんでした。2年ほどは食べられない時期があったそうで、浜田さんと一緒に大阪・難波のスナックでアルバイトをしました。
定期ライブ出演やテレビのコーナー出演を経て、1987年（当時24歳）にダウンタウンがMCを務める夕方の帯番組『4時ですよーだ』が開始します。
この番組をきっかけに関西地区で人気者となり、関東でもテレビ出演を重ねて、1989年（当時26歳）から正式に東京進出し全国区での活躍が本格化しました。上の写真は東京上京時のダウンタウンです。若手とは思えないほど、既に華がありますね。
引用元：文春オンライン
1991年、28歳の時にバラエティ番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』がスタートしました。コントとコーナーが中心の番組で、今田耕司さんや東野幸治さん、YOUさんや篠原涼子さんなどがレギュラー出演しました。
松本さんは人気コント「キャシィ塚本」、上記写真の「トカゲのおっさん」など、番組を代表するコントのキャラクターを演じました。番組演出の小松純也さんは、当時の松本さんについて
「毎週収録の時にじんましんが出てたらしいです。それで、現場に来るのも遅れちゃう。それぐらいプレッシャーがかかって、ストレスを抱えながら真剣にやっていた。」
と話しています。当時からカリスマ的人気を誇っていた松本さんが、陰では葛藤して悩みながら仕事に取り組んでいた様子が伺えますね。現在も時代を超えてお笑い好きから根強い人気を誇っており、ダウンタウンを代表する番組の一つとなりました。
ギモンくんダウンタウンのコンビ名の由来って何かな？
カイケツさんテレビ番組で「『考えすぎるのやめよう』と言って。どこかの喫茶店で、週刊誌をペラペラとやって『指でバッと押さえたところをコンビ名にしよう』となった」と話しているよ！ちなみに最初は「松本・浜田」、その後「まさし・ひとし」「青空てるお・はるお」「ライト兄弟」を経てダウンタウンになったよ！
30代・40代（1993年～2013年）
引用元：Yahoo
2001年、松本さんが38歳の時にスタートした漫才コンテスト『M-1グランプリ』の審査員として参加します。当時、審査委員長だった島田紳助さんは
「演者が納得するには、松本人志がいてくれないと困るのです。当時彼は、若手のカリスマでしたから、快くオッケーしてくれ、私が引退するときもM-1頼むなの約束を守り、今もやってくれてることに感謝です」
と、松本さんが審査員を務めることに大きな意味があると発言しています。
コンテストは2010年で一旦終了したものの2015年より再開、松本さんは2004年と2015年以外は審査員を務めており、島田さんから受け取った漫才やお笑いの志を引き継いでいます。上の写真は2023年大会で優勝した令和ロマンにトロフィーを渡す松本さんです。
引用元：Amazon
2007年、44歳の時に映画『大日本人』で企画・監督・主演を務めました。完成まで5年の歳月をかけた作品で、ヒーローものをテーマとした理由について、
「まず映画というものを壊してやろうかな、というところから始まりました。まだ誰も手をつけてない事、誰もやってない事をやらないと意味が無いなと思ったんで、それから、絶対に面白いこと。この2点ですね」
と話しています。松本さんはその後2009年に『しんぼる』、2011年に『さや侍』、2013年に『R100』と、精力的に映画監督業に取り組みました。
ギモンくん松本さんはデビュー以降レギュラー番組も途切れることなく、日本の芸能界でもトップクラスの売れっ子だけど、年収はどれくらいなのかな？
カイケツさん以前テレビ番組で25歳で年収1億円だったと告白しているよ！32歳の時は納税額が2億6340万円で推定年収5億3800万円なんだって！やっぱり芸能界って夢のある業界だね！
50代以上（2013年～）
引用元：Qetic
2013年、50歳の時にAmazonプライムビデオでバラエティ番組『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』がスタートします。
密室に集められた10人の芸人が参加費100万円を持ち寄り、最後まで笑わなかった勝利者には参加費で回収した賞金1000万円を獲得できる笑わせ合いサバイバル番組です。松本さんはチェアマンとして別室から芸人の様子をチェックしています。
松本さんが発案した『ドキュメンタル』のフォーマットを使用して、メキシコやドイツなど世界各国で番組が作成されました。各国のオリジナル要素も加わり、高い評価を受けています。松本さんは
「やっぱりこの世界共通の笑いの緊張と緩和というのはどこの国もおそらく一緒で、密室の中で我慢しながら、でも笑ってしまう、笑わしに行かないといけない、というこの感覚はたぶん人種を選ばないんでしょうね。」
とコメントしています。日本に留まらず、世界で通用する笑いを提供できる松本さんの発想力は素晴らしいですね。
引用元：ナタリー
2013年、50歳の時にワイドショー番組『ワイドナショー』がスタートしました。今まで松本さんが政治や芸能ニュースについて個人の感想を述べることはなかった為、松本さんが話題となったトピックについてどのような発言をするのか毎週大きな注目が集まりました。
松本さんは9年半に渡りレギュラー出演を続けてましたが、2013年3月に番組を卒業しました。理由について、ネットニュースの切り取り記事が原因でコメントの真意が伝わらないことが不満だったそうで、「番組の記事や見出しだけで見た人が傷つくようなことを書かれて、それで大分疲れて疲弊していったことは間違いないですね」と話しています。
引用元：文春オンライン
2019年、56歳の時に関西地区の人気バラエティ番組『探偵ナイトスクープ』の局長として出演します。1988年の番組開始以降、上岡龍太郎さん、西田敏行さんと芸能界の重鎮が局長を務めており、3代目局長として松本さんが就任した時は、意外な抜擢に驚きの声があがりました。
オファーされた時「大好きな番組なんで二つ返事で受けさせてもらった」と快諾したそうで、前任の西田敏行さんは松本さんについて「乾いた笑いもぬれた感性もフィフティーフィフティーで調合できる唯一の人ではないか」とコメントしています。
ライブやテレビにこだわらず、様々な媒体で自身の笑いや面白さを追求し続ける松本人志さんにこれからも注目ですね！
ギモンくん近年の松本さんといえば金髪のイメージが強いけど、きっかけは何なのかな？
カイケツさん2014年12月から白髪を隠すために金髪にしたんだって！グレーにしてたこともあったけどすぐに色落ちしたから金髪に変えたみたいだよ！とても似合ってるよね！
【画像】松本人志の復帰はいつ？嫁との馴れ初めから現在の関係は？
松本人志の復帰はいつ？
引用元：NHK
引用元：文春オンライン
2023年12月27日発売の週刊文春で、松本人志さんが複数の女性に対して性的行為を強要したとする記事が掲載されました。松本さんは、性加害疑惑は事実無根として、この報道に対しての裁判に注力するため、2024年1月8日に芸能活動を当面休止することを発表。
また、同月22日に文藝春秋と週刊文春の編集長に対し、名誉毀損による5億5千万円の損害賠償と訂正記事による名誉回復を求める訴訟を起こしました。しかし、同年11月8日に双方合意の上に訴えが取り下げられています。そのため、芸能界復帰はいつになるのか、とういうことが話題になっています。
所属する吉本興業は、同日に公式サイトに「松本人志の活動再開につきましては、関係各所と相談の上、決まり次第、お知らせさせていただきます」と発表しており、復帰は未定です。
2024年7月にFLASHでは「裁判が終わったからといって、本人が思うように元どおり復帰できるかといえば、それは難しいでしょう。すでに、テレビ局の編成のなかに松本が存在していなくても、芸能界は成立していますから」という報道があります。
このようにすぐに復帰することは難しいのではないか、といわれています。また、2023年にジャニー喜多川さんの性加害によりジャニーズ事務所が解体した事件などもあり、世間では性加害問題について関心が高まっています。そのため、復帰反対署名が4万人ほど集まったり、松本さん出演番組にスポンサーがつかないのではないかと懸念される声があったりするようです。
一方、2024年11月23日に取材を受けたたむらけんじさん、宮迫博之さんは「必ず戻ってきてくれると信じている」「待っている人がはっきりとたくさんいる」とコメントしており、復帰を熱望している人もたくさんいるのではないか、という意見もありました。
ギモンくん松本人志さんは、どうして訴訟を取り下げたのかな？
カイケツさんそれは、強制的に性加害を行っていないという具体的な証明が難しかったからみたいよ。裁判を長引かせるよりも、早く活動再開したいっていう思いもあったかもしれないね。
松本人志の嫁との馴れ初めから現在の関係は？
引用元：X
引用元：ITmedia
松本人志さんの妻は伊原凛さんです。上の画像2枚は伊原凛さん結婚前のものです。父は在日韓国人二世、母は韓国人で、伊原さんは宣喜娜（ソンヒナ）という名前で韓国でモデル活動をしていたことがあるそうです。
伊原凛さんは、2006年4月～2008年9月まで日本テレビ「ズームインSUPER」でお天気お姉さんとして出演していました。2006年1月(松本さん当時42歳)放送のTBS系「ドリームマッチ」に松本人志さんが出演した際に、伊原さんは番組アシスタントとして出演していたのが知り合ったきっかけです。
松本さんが後輩に誘われた飲み会に伊原さんも参加していました。2008年6月に週刊誌で報道されて二人の交際が明らかに。伊原さんの猛アプローチの末の交際だったとの噂があります。2009年5月(当時45歳)に結婚し、同年6月26日に芝公園のザ・プリンス パークタワー東京で結婚披露宴を行いました。
挙式は松本さんが「恥ずかしいから」という理由で行っていないそうです。同年10月6日に第1子女児てらちゃんが産まれています。伊原凛さんは25歳で芸能界引退されており、近況は分かりませんでした。現在の松本さんの状況についてコメント発表などはなく、静観されてるようです。
ギモンくん松本人志さんは、飲み会や女遊び好きなイメージがあるけど、家庭ではどんな感じなのかな？
カイケツさん子煩悩で、しつけをしっかりしているパパみたいよ！仕事が終わったらすぐ帰宅して、てらちゃんが小さい時はオムツ交換や授乳の準備、ベビーカーで公園デビューもしたみたいね。大きくなってからは、レストランで店員さんに悪い態度を取ったときに許さなかったそうだよ。
松本人志さんがデビューした1982年はこんな年だった！
引用元：上：JR東日本、中：TBS NEWS DIG、下：産経新聞
松本人志さんがデビューした1982年は、「東北新幹線・上越新幹線開業」、「500円硬貨発行」、「日本航空350便墜落事故」などの出来事があり、話題となりました。
また、この年の流行語は、日航機羽田沖墜落事故の原因であった「逆噴射」、「ウッソー」「ホントー」「カワイイー」の三語で全ての感情を表す若い女性のことを表現した「三語族」、テレビアニメ「花子のルンルン」から流行った「ルンルン」 などでした。
松本人志のプロフィール・SNS
引用元：YOSHIMOTO
プロフィール
- 名前：松本 人志（まつもと ひとし）
- 生年月日：1963年9月8日
- 年齢：61歳（2024年11月現在）
- 身長：172㎝
- 出身地：兵庫県尼崎市
- 血液型：B型
- 趣味：ゲーム、ビリヤード、ボクシング観戦、美術館巡り
- 特技：イラスト、スポーツ吹矢、水泳
- 所属事務所：吉本興業
SNS・受賞歴・著書
SNS
- X（旧Twitter） URL：https://x.com/matsu_bouzu?lang=ja
受賞歴
- 2000年：第25回ザテレビジョンドラマアカデミー賞（『伝説の教師』）ベストドレッサー賞・ザテレビジョン特別賞（中居正広とのフリートーク）
- 2008年：第8回ビートたけしのエンターテインメント賞話題賞
- 2015年：第18回みうらじゅん賞
- 2019年：第3回＃Twitterトレンド大賞最もいいね！がついたツイート（『後輩芸人達は不安よな。松本動きます。』）
著書
- 1994年10月：『遺書』
- 1995年10月：『松本』
- 1996年6月：『松風’95 Hitoshi Matsumoto 4D-EXPO』
- 1997年8月：『「松本」の「遺書」』
- 1998年10月：『松本人志 愛』(2000年12月文庫化)
- 1999年1月：『松本坊主』(2009年5月文庫化)
- 2000年12月：『図鑑』
- 2002年2月：『シネマ坊主』
- 2002年3月：『松本裁判』
- 2002年12月：『プレイ坊主 松本人志の人生相談』
- 2003年9月：『定本「一人ごっつ」』
- 2004年10月：『好きか、嫌いか 松本人志の二元論』
- 2005年6月：『シネマ坊主』2巻
- 2005年10月：『好きか、嫌いか』2（松本人志の最終審判）
- 2007年7月：『伝説の教師』
- 2007年11月：『松本人志のちょっとした言葉カレンダー2008』
- 2008年6月：『シネマ坊主』3巻
- 2008年8月：『松本人志の怒り』赤版・青版
ギモンくん松本人志さんは、昔の変わった趣味って何だったのかな？
カイケツさん松本人志さんが中学生の頃に、付き合っていた可愛い彼女を友達に貸して、デートをしてもらって、後で周りの人が何回振り向いたかを教えてもらって楽しんでいたみたいよ。ちょっと変わってるよね。