【画像】石破茂は若い頃からおもしろい！妻との馴れ初めと子供の現在は？

5度目の総裁選で今回ついに鳥取県初の新総裁となり活躍を続けている石破茂さん。

初当選から38年間の政治活動の中で安全保障と地方創生に精通し、軍事のエキスパートとして北朝鮮拉致などの外交問題にも積極的に取り組んできました。

今回は石破茂さんの若い頃を振り返り、現在の活躍に至るまでの変遷をお届けいたします！

【画像】石破茂は若い頃からおもしろい！

幼少期・10代（1957年～1977年）

引用元：自由民主党

石破茂さんは東京都千代田区に生まれの鳥取育ちで、姉2人の末っ子長男として生まれました。お父様である石破二朗さんが鳥取県知事に就任されたことをきっかけに1958年（当時1歳）に鳥取に転居されました。上の画像は石破茂さんが幼少期の時のものです。おもかげありますよね！

その後、小中と鳥取大学教育学部付属学校に通いました。

知事としての父親を見ていた石破さんは「24時間365日、県民のことを考えている。父のようになるのは無理だ」と慶應義塾高等学校に進学し上京されます。

上京して初めて”知事のせがれ”と呼ばれなくなったことで、解放感と共に寂しさを感じ、東京駅から鳥取に向かう夜行列車を眺めることもあったのだとか。この頃はまだ政治家を目指すことは考えておらず、将来は新聞記者や鉄道関連の就職を考えていました。

また、石破茂さんはキリスト教徒で、高校在学中から日本キリスト教会世田谷伝道所（現：世田谷千歳教会）にも通っていたそうです。

引用元：読売新聞オンライン

高校卒業後は、慶應義塾大学法学部法律学科に進学されます。上の画像は大学在学中に撮られたものです。

この頃、IVYルックやトラッドファッションが流行していましたが、石破茂さんは「俺にとってスーツは作業着」としていつもスーツ姿だったそうです。大学内では教授と間違われることもあったのだとか。

国会議員になってからも軽トラにスーツで乗ったり、昔からファッションには無頓着だったようですね！

後に結婚される佳子さんとも大学時代に出会いますが、当初振られたのは石破さんのファッションが原因だったという噂もあったようです。

引用元：東スポ（中央：藤村美樹さん）

20代（1977年～1987年）

引用元：読売新聞オンライン

石破さんは、1979年（当時22歳）に慶應義塾大学法学部法律学科を卒業後、三井銀行（現：三井住友銀行）に就職し、東京都中央区本町支店配属となりますが、1981年（当時24歳）に石破さんにとっての転機が訪れます。

父・二朗さんが鳥取市内の病院で亡くなります。二朗さんは生前、古くからの友人であった田中角栄さんに「葬儀委員長をやってもらいたい」と頼んでいたそうですが、鳥取県民葬となったため友人代表として弔辞を述べるにとどまりました。

後日、石破茂さんがお礼のため田中邸を訪れた際に、田中角栄さんが葬儀委員長を務めるという約束を果たすべく田中派葬をすると宣言され、前代未聞の派閥葬が行われました。

その後、田中角栄さんの強い勧めもあり、石破さんは政界入りを果たします。上の画像は1983年に銀行を退職し、自民党田中派事務局の職員として勤務していた時のものです。

引用元：日テレNEWS NNN

1986年（当時29歳）には第38回衆議院議員総選挙に自由民主党公認の鳥取県全県区で出馬し、得票数は最下位ながら初当選を果たし、全国でも最年少の国会議員として注目されました。上の画像は初当選時のニュースの切り抜きです。

29歳という最年少当選についてインタビューでは「うーん…29が最年少って、そんな若いとは思わないんですけどね。一番若いものですから、元気に一生懸命、皆さん方にお教えいただきながら、やってまいりたい」と今と変わらない独特な語り口でお話しされていたそうです。

当時、後見人を務めた渡辺美智雄元副総理も「この男はものになると確信した」とお話しされており、初当選当時から期待されていたことが伺えますね！

30代（1987年～1997年）

引用元：東京新聞

若手政治家グループの代表世話人を務めるなど若手改革派として名を挙げた石破茂さんは、1992年（当時35歳）の宮澤改造内閣で農林水産政務次官となります。

政治改革を求める中で1993年（当時36歳）に持ち上がった宮澤内閣不信任案と、自民党の方針に反する細川連立政権推奨政治改革関連4法案に賛成したことで党から役職停止処分を下されます。上の画像は当時国会で撮影された時のものです。

「誰が詫びたか、誰が責任を取ったのか、そのようにいい加減な政治でいいはずがない」

不信任案賛成のペナルティとして、同年の選挙では自民党の公認が得られず無所属での出馬となりましたが、得票数トップで当選し、自民党を自ら離党することを決意されます。

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引用元：instagram

同年には、小沢一郎率いる新生党（のちの新進党）に入党し、自民党と並ぶ2大政党制を目指し、1995年（当時38歳）には新進党党首に選出されます。

当時から安全保障政策に力を注いていた石破さんは、小沢一郎さんの憲法改正論議のない安全保障政策と1996年の総選挙直前に今までと全く異なる政策を掲げた新進党に「青い鳥はいなかった」として失望し、単身離党を決意します。

1996年（当時39歳）に行われた第41回衆議院銀総選挙でも無所属で新設された鳥取1区から出馬しますが。過半数の得票で圧勝し、当選を果たします。

上の画像は当時石破茂さんが使っていた名刺です。「皆さんと共に考え、行動する」という思いは今も当時も変わらないと綴られており、石破さんの行動軸が一貫していることがわかりますね。

40代（1997年～2007年）

引用元：時事ドットコム

2000年（当時43歳）には第2次森内閣で農林水産政務次官に任命されました。上の画像は谷洋一農林水産相の記者会見に立ち会った時のものです。

石破さんは、翌年の第2次森改造内閣では防衛庁副長官を務め、自身でも「国防がライフワーク」というほど当初から安全保障に力を入れ、政治改革を求めていました。

また、この頃は「北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟」である拉致議連で初代会長を務めていました。

今回、石破茂さんが新総裁として選出されたことをうけ拉致被害者家族からは、「東京と平壌に連絡所を開設し、政府の主体的取組で解決をめざします。」という政策について早期実現を求める声が上がっており、拉致議連初代会長を務めた石破さんだからこその対応の迅速さに期待が集まっています。

引用元：時事ドットコム

2002年（当時45歳）には小泉改造内閣で防衛庁長官に任命され、初入閣を果たします。上の画像は当時、首相官邸で記者会見を開いた時のものです。

2001年に発生したアメリカ同時多発テロ事件をうけて、在任中は、有事法制制定や陸上・航空自衛隊のイラク派遣に尽力し、外交・安全保障に精通した政策で知られるようになりました。

石破さんは当時のインタビューで防衛相に必要な資質を質問され、「防衛関連の法律と日米安全保障条約の基本が頭に入っていること」「自衛隊に限りない愛情を持っていること」と回答されていました。

その真意は、戦争好きということではなく、自衛隊ではあるが国民を危険な外国に派遣するということへの責任感と石破さんが昔から掲げている安全保障に繋がっています。外交・安全保障にこだわった石破さんならではのお考えですね。

50代以上（2007年～）

引用元：NHK 政治マガジン

その後、同僚議員の勧めもあり2008年（当時51歳）に自由民主党総裁選挙に初出馬しますが、最下位という結果に終わります。当時選出された麻生太郎内閣では農林水産大臣に任命され、入閣を果たします。

前任の農林水産大臣の相次ぐ不祥事で政権運営がうまくいかず行き詰まる麻生内閣に対して石破さんは「言うべきことは言ったと、やるべきことはやったと、総理のご判断に従いたい。」として麻生首相の退陣を要求します。2009年（当時52歳）には、民主党・鳩山由紀夫内閣発足に伴い、自身も農林水産大臣を退任します。

2012年（当時55歳）には2度目の自由民主党総裁選挙に出馬し、安倍晋三さんにあと一歩のところまで迫るも当選とはなりませんでした。しかし、安倍内閣では自由民主党幹事長に起用され、同年、第46回衆議院議員総選挙、翌年、第23回参議院議員通常選挙で陣頭指揮をとります。上の画像は2012年自由民主党総裁選挙の時のものです。

その後も2016年（当時59歳）の第2次内閣改造において退任されるまで、内閣府特命大臣、地方創生担当大臣に任命され、尽力されました。

引用元：読売新聞オンライン

そして今年(2024年）ついに悲願の新総裁となり、鳥取県出身者として初の総理大臣が誕生しました。上の画像は新総裁誕生後の記者会見の時のものです。

「安全保障に長く携わってまいりました。国を守ってまいりました。そして国民を守ってまいります。1人1人が幸せを実感できる。安心と安全を実感できる、1人1人に笑顔が戻ってくる。そういう日本を作ってまいります。」

「最後の戦い」として挑戦した5度目の総裁選でしたが、決選投票では議員票・都道県連票ともに高市さんを上回り新総裁に決まりました。

「それぞれが持っている能力を最大限発揮できる人事を考えたい」として、注目を集めていた石破内閣発足に関しては、2024年10月1日に発足し、首相官邸にて任命式と認証式が執り行われました。

【画像】石破茂の妻との馴れ初めと子供の現在は？

石破茂の妻との馴れ初めは？

引用元：NEWSポストセブン

引用元：YouTube

石破茂さんの夫人の名前は石破佳子さんです。石破茂さんは石破佳子さんは同じ慶応義塾大学に昭和50年に入学します。佳子さんが大学の図書館から本を小脇に抱えて降りてきたとき、綺麗だと思って呆然としたと石破茂さんは答えています。

石破茂さんは佳子さんに一目惚れだったようですね。そして、大学の卒業式の謝恩会で、石破茂さんから結婚を前提に付き合ってほしいと告白をしたそうです。当時、石破茂さんは三井銀行への就職が決まっていました。

告白されたときに学者や弁護士を目指していたけど、結婚するために安定した道を選ぶよという雰囲気を佳子さんは感じたそうです。当時は女性への社会の門戸は狭く、就職しても一般職しかない時代でした。

男性は何にでも挑戦できて羨ましかったと思っていた佳子さんは、やりたいことを諦めるのはやめてほしいと一度は交際を断りました。それから数年後に2人は再会を果たし、仕事の悩みを話すうちに打ち解けていったそうです。

石破夫妻の子供の現在は？

引用元：Yahoo!ニュース

引用元：Yahoo!ニュース

石破茂さんと石破佳子さんの間には、2人の娘さんがいます。長女が32歳で、次女が29歳だそうです。2人とも会社勤めの社会人勤めのようですね。娘さんはそれぞれインフラ企業と、研究機関に就職していると言われています。

洗濯や炊事は娘さん2人が分担してするそうですが、石破茂さんが家事をすることもあり、茂さんが一緒に飲もうと言っても、娘さんたちもあまり付き合わないのでちょっと寂しそうにしているそうです。

石破茂さんは娘さんたちに若い世代の働き方や暮らしについてよく意見を聞いているみたいです。お父さんわかってないなと言われながらもしっかり話を聞いているそうです。

石破茂のプロフィール・SNS

引用元：自民党

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