プロ野球選手として21年間走り続け、ベテランの凄さを見せ続けた青木宣親さん。
歴代５位の日米通算2,723安打（引退会見時）に裏打ちされる凄さと、何歳になっても挑戦をし続け、年齢に関係なく成長を追い求める大きな姿は、ファンを大きく魅了し続けています。
今回は青木宣親さんの若い頃を振り返り、現在の活躍に至るまでの変遷をお届けいたします！
【画像】青木宣親は若い頃イケメン！
幼少期～10代（1982年～2001年）
引用元：日刊スポーツ
青木宣親選手は、1982年に神奈川県横浜市で生まれました。日向市立日知屋小学校に入学後、1年生の時から全日知屋スポーツ少年団に入り、その才能を開花させ、6年生の時には投手として県大会優勝を果たしました！
お兄さんが先にチームに入っていて、「いつの間にか自然に自分も野球をやっていた」と明かしています。
日向市立富島中学校に入学するも、チームがそれほど強くはなく、県大会の上位進出は果たせませんでした。
宮崎県立日向高等学校に入学し、2年生の時からエースとなります。3年生の時の1999年春季九州大会では県予選を勝ち抜くも、2回戦で東海大五高に9回裏サヨナラ負けをします。同年夏の宮崎大会は準々決勝で鵬翔高に敗れています。
上の画像は全国高校野球選手権宮崎大会の鵬翔戦で力投する高校生時代の青木宣親選手です！本当に格好いいの一言ですね！
引用元：X昨日の続き。
— ⓐⓒⓞ (@lovexgolf) June 19, 2020
この時の早稲田メンバーごいす〜✨
キャプテン宜しくお願いします🙏#早慶戦 #慶早戦 #大学野球#青木宣親 #田中浩康 #武内晋一#鳥谷敬 pic.twitter.com/j5tO3OiST3
2000年、指定校推薦で早稲田大学人間科学部スポーツ科学科に入学し、早稲田大学野球部に入部しました。高校時代に肩を壊したため、大学では野手へ転向しています。
大学3年時の東京六大学野球秋季リーグ戦で首位打者を獲得するなど、大学3年春季から大学4年秋季までの早大野球部史上初4連覇に貢献しました。
早大の同期には鳥谷敬さん、比嘉寿光さん、由田慎太郎さん、1学年上には和田毅さん、1学年下には田中浩康さん、2学年下には武内晋一さん、越智大祐さんがおり、6人全員がプロ入りした強力打線「1番・田中、2番・青木、3番・鳥谷、4番・比嘉、5番・武内、6番・由田」でチャンスメーカーとして活躍しました！
スター揃いの大学時代でも、埋もれず磨き続けた努力が実り、今があるんですね！大学生時代の青木宣親選手、イケメンすぎですね！
ギモンくん大学生時代は、スター選手に囲まれていたけど、どんな風に考えて練習していたのかな？
カイケツさん「高校時代練習をしていなかったので、逆にここからやれば伸びしろは十分にある。」と考えたんだって！過去のマイナス面も分析し、入学当初から怪我に見舞われることが多かった体を、一から作り直すことに取り組んで、練習量も増やしたそうだよ！
20代（2002年～2012年）
引用元：NHK、時事通信
2003年11月19日に行われたドラフト会議で、4巡目指名を受け、ヤクルトスワローズへ入団しました。背番号は「23」です！2004年、フレッシュオールスターゲームでは「MVP」を獲得しています！
2005年10月6日には、セ・リーグ記録の192安打を更新し、11日にはイチローさん以来史上2人目となる「シーズン200安打」を達成しました！プロ野球新記録のシーズン169単打を記録するなど、202安打を放って最多安打、打率.344で「セ・リーグ首位打者」、「新人王」にも選ばれています！
プロ入りして2年目で、大きな成果をあげた青木宣親さん！一気に女性ファンが増えましたね！
引用元：スポニチ
2006年17月21日に行われたオールスターゲームでは、松坂大輔選手から先頭打者で安打を放ち、「MVP」を獲得しました！その年に両リーグトップの192安打を放ち2年連続の最多安打、41盗塁で自身初の「盗塁王」のタイトルを獲得しました！また、得点圏打率.399でリーグトップとなりました。
2007年7月10日に出場373試合目で史上最速「500安打」を達成し、打率.346で2度目の首位打者と初の「最高出塁率」のタイトルを獲得しています！
青木宣親選手は、「500安打？ 意識してない数字ですね」と淡々と話すも、「歴代の記録を塗り替えるのはうれしい。歴代１位？ うれしいですね」と、素直な気持ちも表していました。
また、2009年シーズン終了後にテレビ東京のアナウンサー青木佐知さん（旧姓・大竹）と結婚しました！2011年10月28日には第1子である長女が誕生しています。
また、2011年11月10日にはポスティングシステムを行使しての「MLB挑戦」を表明しました！そして12月18日に250万ドルでミルウォーキー・ブルワーズが交渉権を得たことが発表されます。
仕事もプライベートも、順調に進んでいた青木宣親選手！奥様とは、まさに美男美女ですね！
引用元：日刊スポーツ
2012年、総額250万ドルの2年契約でブルワーズへの入団が決定しました。6月7日のシカゴ・カブス戦では日本人初となる、サヨナラ本塁打を含む1試合2本塁打を記録しました！
前半戦は77試合の出場で打率.301、5本塁打、OPS.818、11盗塁の成績で、日本人選手としてはイチローさん以来となる打率3割での折り返しを達成します。
9月28日のシンシナティ・レッズ戦では10号本塁打を含むメジャー移籍後初の3長打を記録し、日本人ルーキー史上3人目の2桁本塁打・2桁盗塁を達成。10月2日のサンディエゴ・パドレス戦では日本人ルーキーではイチローさん以来となる30盗塁を記録しています！
後半戦は74試合の出場で打率.278、5本塁打、OPS.763、19盗塁の成績で、日本人史上8人目の規定打席に到達し、シーズン通算では打率.288、ナ・リーグのルーキー中4位の出塁率.355、同7位タイの10本塁打、同1位の30盗塁などを記録し、新人王の投票では5位に選ばれます。
メジャーの世界に飛び込んだ青木宣親選手。そこから自らの力で逆境を切り開いていき、高い打撃技術に加え、日々の努力の積み重ねが実を結び、結果として表しました！さすがです！
ギモンくんプロ野球選手と、アナウンサーの妻との結婚式は、どんなゲストが参加したんだろう？
カイケツさんイチロー選手をはじめ、競泳の北島康介さん、田村淳さん、東国原英夫元宮崎県知事他、約200人の豪華ゲストが出席したんだって！さすがだね！
30代（2013年～2022年）
引用元：Sportiva
2013年12月5日にカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍したのち、2015年1月19日に、ランシスコ・ジャイアンツへ移籍。2015年12月3日にシアトル・マリナーズへ移籍。2016年11月3日にはアストロズへ移籍します。青木選手はメジャー選手では少ない小回りの利く選手なので、各球団から引っ張り凧であったと言えるでしょう。
そして、アストロズ本拠地で行われたエンゼルス戦にて、今季2度目となる1試合3安打の固め打ちを見せ、メジャー通算5球団目で716本の安打を積み上げ、「日米通算2000安打」を達成しました！
日本人選手による日米通算2000安打はイチローさん、松井秀喜さん、松井稼頭央さん、中村紀洋さん、井口資仁さん、福留孝介さんに続く史上7人目の快挙となりました。
2017年7月31日にトロント・ブルージェイズに移籍し、2017年9月2日にニューヨーク・メッツと契約を結びました。
これで所属球団数が7となり野茂英雄さんとならんで日本人選手最多タイとなりました。また、MLBの両リーグ全地区に所属した初めての日本人選手となっています。シーズン終了後の10月30日にFAとなっています。
引用元：時事通信
2018年に入ってもMLBで所属球団が決まらず、1月29日に3年総額10億円（推定）でヤクルトへの復帰で基本合意しました。2020年は新監督である高津臣吾さんの指名で「キャプテン」に就任しています。
2021年5月26日（当時39歳）、北海道日本ハムファイターズ戦で「日米通算2500安打」を達成しました！2500安打到達は日米通算ではイチローさん、松井秀喜さん、松井稼頭央さんに続いて4人目、プロ野球では11人目の快挙です！
「すごく幸せ。特別な日になった。やっぱり近づいてくるにつれて、始めは意識していなかったけど、本当に近くなってくると意識するもので。達成できてよかった」と嬉しそうに語っていました。
常に、挑戦し、挑み続け、結果を出してきた青木宣親さん！格好いいですね！
ギモンくん大リーグで活躍していた頃は、他の日本人選手とも交流はあったのかな？
カイケツさん自分が持っているキャパシティーの中では処理しきれないことがあった時は、イチローさんや、いろいろな方に助言を求めたんだって！
いろんな人からたくさん吸収して、それを今、後輩たちに伝えてるんだね！
40代以上（2023年～）
引用元：毎日新聞
2023年は96試合に出場しています。3年契約が完了して、12月1日に2億円減となる推定年俸1億4000万円で契約を更改し、球界野手最年長としてプレーすることが決まりましたました。2億円の減俸は球団史上最大と報道されています。
1日の契約更改後の記者会見（41歳）では、「この年齢でもまだ必要としてくれているのは本当にありがたい」と来季もプレーできる喜び語っていました。
上の画像は契約更改後の記者会見の時のものです。球界野手最年長としての覚悟が感じられる格好良さと穏やかな表情が素敵ですね！
引用元：スポニチ、Yahooニュース
2024年9月13日、球団を通じて同年限りでの現役引退を発表しました。
引退会見では、決断した思いを「そうですね、ホッとしています」と笑顔で答えました。決断の時期については「最近ですね。シーズン途中から何となく今年で最後かなと思っていたんですけど、気持ちは変わらなかった。一番は自分が思ったパフォーマンスをファンに見せることができないのが一番の理由」と語っています。
会見の最後には、村上宗隆選手と山田哲人選手が登場し、花束を贈りました。村上宗隆選手は、登場から涙が止まらず、「たくさん迷惑をかけたりしましたけど、こうしていい野球人生を歩めたりしているのはノリさんと出会ったおかげですし、本当に感謝していますし……」と思いを口にすると、青木宣親さんも涙を流しました。
また、「僕のことを愛を持って接してくれましたし、若くてミスとか人間的にもダメなことをしたときも、しかってくださいました。正すというか、人として愛をもって接してくれたことが一番かなと思います」と村上宗隆選手は語っており、感動的な会見となりました。
ヤクルトのみならず、野球ファンから愛された「ミスタースワローズ」が惜しまれながらもユニホームを脱ぎます。
選手からもファンからも愛された青木宣親選手。引退試合までどんなプレーを見せてくれるのか楽しみであり、引退後の多方面での活躍も期待したいものです。
ギモンくん引退を表明した青木宣親選手は、引退後はどうするのかな？
カイケツさん「将来は監督をやってみたい。野球絡みは全部に興味がある」と明かしていたよ！引退しても、野球をする青木信親さんを見れるかもしれないね！楽しみだね！
【画像】青木宣親と嫁の馴れ初めは？ 浮気騒動はホント？
青木宣親と嫁の馴れ初めは？
引用元：日刊スポーツ
引用元：東スポ
青木選手の奥さんは元テレビ東京アナウンサーの（旧姓：大竹）佐知さんです。アナウンサーだった佐知さんが青木選手に取材したのが初対面でした。その時青木選手が佐知さんに一目ぼれをし、出会って15分後くらいに携帯番号を渡したそうです。
その後半年間ほど毎日電話をしていたのに「なんで会ってもらえないんだろう」と思っていたところ、「今度の試合でヒットを3本打ったらデートしましょう」と佐知さんに言われたそう。見事その試合で約束通り3ヒットを打ってデートに行ったそうです。
その後、2009年（当時27歳）のプロ野球のシーズンオフに結婚し、2011年10月に第1子（長女）、2013年7月に第2子男児（長男）を出産し、幸せな家庭を築いています。
ギモンくん始まりは青木選手の一目惚れだったんだね。
約束通りヒットを打つなんてドラマみたいだね。
カイケツさん本当にかっこいいわよね。佐知さんもきっと、ときめいたっと思うわ。その後交際が始まり、2009年に結婚式（挙式）・披露宴は明治神宮で行われたわ。
青木宣親の嫁の浮気騒動はホント？
引用元：livedoor News
引用元：Instagram
青木選手の猛アタックで結婚したお二人ですが、SNSでは妻の佐知さんの浮気疑惑出たことも。しかし佐知さんのInstagramでは度々夫婦や家族での仲良さそうな様子が投稿されており、噂はガセだと思われます。いつまでも可愛らしい佐知さんに、青木選手のファンが心配になってしまったのかもしれません。
ギモンくん佐知さんのInstagramを見てみると本当に家族仲がいいのがわかるよね。
家族皆健康で迎えられ幸せです。それ以外何もいりません。
思いあって、感謝し合って、言葉にして、ハグして、笑い合って過ごしましょう。流れに身を任せて、この1年も楽しんですごします。引用元：Instagram
カイケツさん2024年のインスタ投稿内容で、佐知さんの誕生日も家族でお祝いした事を報告していたわ。家族が仲良く幸せいっぱいだから、いつまでも綺麗でいられるのかもしれないわね。
青木宣親のプロフィール・経歴
引用元：スポニチ
プロフィール
- 名前：青木宣親（あおきのりちか）
- 生年月日：1982年1月5日
- 年齢：42歳（2024年10月現在）
- 出身地：宮崎県
- 血液型：A型
- 趣味：ショッピング
- 所属事務所：東京ヤクルトスワローズ
経歴
- 宮崎県立日向高等学校
- 早稲田大学
- ヤクルトスワローズ
東京ヤクルトスワローズ（2004-2011） - ミルウォーキー・ブルワーズ（2012-2013）
- カンザスシティ・ロイヤルズ（2014）
- サンフランシスコ・ジャイアンツ（2015）
- シアトル・マリナーズ（2016）
- ヒューストン・アストロズ（2017）
- トロント・ブルージェイズ（2017）
- ニューヨーク・メッツ（2017）
- 東京ヤクルトスワローズ（2018-）
国際大会
- 日本代表
- 2008年北京オリンピック
- 2006年、2009年ワールド・ベースボール・クラシック（金メダル）
NPB史上唯一の2度のシーズン200安打達成者（2005年、2010年）
NPB歴代4位のシーズン安打記録（209安打）保持
日米通算2700安打を記録
ギモンくん青木宣親さんは2024年9月に引退を発表したけど、理由はなんだったのかな？また引退後は何をやりたいのかな？
引用元：フルカウント
カイケツさんご本人は、「自分が思ったようなパフォーマンスをファンに見せることができないというのが、一番の理由」と話しているから、メンタル、技術、視力や筋力など、野球人に必要な部分が落ちていたのかもね。
また引退会見では、「野球に携わる仕事をしたい」ということだったから、将来はヤクルトスワローズの監督候補かもね！